中国遼寧省から飛行の起源4翼説の新証拠となる恐竜記載 7.16.14
  ナショナルジオグラフィック(日) ロスアンゼルス郡立自然史博物館
  遼寧省葫蘆島市建昌縣西域廠郷の義県層(約1億2500万年前)から産出した
 標本に基づき、ドロマエオサウルス科ミクロラプトル亜科が記載されています。
 Changyuraptor yangi 新属新種
 属名:‘Changyu’長羽。+raptor。
 種小名:標本取得に財政的支援をした、渤海大学学長のYang Yandong(楊延
      東)に献名。
 特徴:体長は~132cmと大型。尾部の羽は長さ30㎝もあり、骨格の30%の長さ。
 脚の下の方まで長い大羽に覆われている。4翼をもつ最大の獣脚類。尾の羽は
 滑空降下の際、降下速度を抑える働き。
 Gang Han, Luis M. Chiappe, Shu-An Ji, Michael Habib, Alan H. Turner, Anusuya
 Chinsamy, Xueling Liu & Lizhuo Han.(2014)
 A new raptorial dinosaur with exceptionally long feathering provides insights
 into dromaeosaurid flight performance
 Nature Communications 5, Article number: 4382 doi:10.1038/ncomms5382
 アブストラクト

 
恐竜の装甲や棘はドロマエオサウルス類の寄生を避けるため? 6.10.14
  にわかには信じがたい奇抜な着想ですが、そんな論文が出ています。
 ケラトプシア類の頭のフリル、ランベオサウルス類のとさか、ハドロサウルス類の
 うろこ、パキケファロサウルスのドーム状の頭、ディプロドクス類の鞭打つ尾、ス
 テゴサウルス類のプレート等々、これらは種の区別、体温調節、性的アピールな
 どいろいろ理由づけがされていますが、大型肉食恐竜に対する防御としては力学
 的に役立たない。そこで、これはより小型のドロマエオサウルス類が背に寄生的
 な攻撃をしかける防御として発達したものである。また、しばしば大型恐竜の背か
 ら飛び降りたことが羽毛と飛行の起源を説明するかもしれない。としています。
 Garnet Fraser (2014)
  “Bizarre Structures” Point to Dromaeosaurs as Parasites and a New Theory
 for the Origin of Avian Flight.
 The Journal of Paleontological Sciences: JPS.C.2014.01論文

 
白亜紀末、米モンタナ州からドロマエオサウルス科恐竜記載 11.20.13
  Acheroraptor temertyorum が記載されています。

ミクロラプトルの空力特性 9.19.13
  サザンプトン大
  ミクロラプトルが発見され、その復元が公開されたとき、風洞を使った研究が出てこないかと
 期待したものでした。この研究では風洞で原寸大のモデルを使って、その空力特性を調べて
 います。
 その結果、ミクロラプトルの翼は高い空力特性をもっていたことが明らかになりました。樹上の
 ような比較的低いところから長距離を滑空できるようになっていたそうです。また、脚の位置
 についてはその違いは空力特性にあまり関係なかったそうです。
 Gareth Dyke, Roeland de Kat, Colin Palmer, Jacques van der Kindere, Darren Naish &
 Bharathram Ganapathisubramani.(2013)
 Aerodynamic performance of the feathered dinosaur Microraptor
 and the evolution of feathered flight
 Nature Communications 4, Article number: 2489 doi:10.1038/ncomms3489 アブストラクト

ミクロラプトル・グイは魚も食べた 4.20.13
  中国遼寧省の熱河生物群の中でも有名な羽毛恐竜、ミクロラプトル・グイ、その食性に
 ついては、2011年に腹腔内にエナンティオルニス鳥類の骨が保存されていた標本が報
 告されました。それは、ミクロラプトル・グイが樹上性のハンターであった証拠と解釈され
 ています。
 しかし、今回の報告では、魚食性でもあった証拠が示されています。重慶の江恐竜国
 家地質公園博物館に収蔵されているミクロラプトル・グイ標本の腹腔から硬骨魚類の骨
 が発見されています。また、前側の歯列ではセレーションが退縮し、歯が前方を向いてい
 るのも魚食性への適応と解釈されています。ミクロラプトル・グイの食性は、他のどの肉
 食性非鳥恐竜より、よく理解され、前期白亜紀熱河生態系の樹上および水生微細環境
 中で一般的な獲物を活用することができる日和見的ジェネラリストフィーダーだったよう
 に見えるとしています。
 Lida Xing, W. Scott Persons IV, Phil R. Bell, Xing Xu, Jianping Zhang,
 Tetsuto Miyashita(宮下哲人), Fengping Wang & Philip J. Currie (2013)
 Piscivory in the feathered dinosaur Microraptor.
 Evolution (advance online publication) DOI: 10.1111/evo.12119
 アブストラクト 論文(xinglida.net)

ドロマエオサウルス科恐竜、Balaur bondoc の骨学 2.19.13
  Balaur bondoc は、白亜紀末期のルーマニアの島嶼に生息していた、ドロマエオサウルス科
 恐竜です(記載論文)。今回の論文では詳細な記載や他のドロマエオサウルス科恐竜との比較
 検討されています。その結果、この恐竜はVelociraptor と近縁なのですが、いろいろ異常な特
 徴があることが、より明らかになりました。特に前後肢の変形が著しくなっています。ずんぐりと
 大きく、癒合した遠位後肢、足の過伸展した爪は2セットある、他の派生したコエルロサウルス類
 では知られていない、癒合し退縮した手などです。
 こんなことを書いていたら、お前は恐竜界のドードーか?と思えてきました。そのとおりなのか、
 誤解なのか、論文をじっくり読んでみたいものです。
 Stephen L. Brusatte, MA!tyA!s Vremir, ZoltA!n Csiki-Sava, Alan H. Turner,
 Akinobu Watanabe, Gregory M. Erickson, and Mark A. Norell (2013)
 The Osteology of Balaur bondoc, an Island-Dwelling Dromaeosaurid (Dinosauria: Theropoda)
 from the Late Cretaceous of Romania.
 Bulletin of the American Museum of Natural History Number 374 :1-100
 doi: http://dx.doi.org/10.1206/798.1(BioOne)
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ドロマエオサウルス科恐竜、Balaur bondoc の骨学 2.24.13
  AMNHのライブラリーに掲載されました。論文ダウンロードできます。

竜の尾:翼をもつ主竜類における尾椎形態の収斂 1.19.13
  地質学報英文版の翼竜特集からです。
  アブストラクトほにゃ訳
  ドロマエオサウルス科恐竜の尾とランフォリンクス類翼竜の尾には、血道弓と前関節突起から前
 方に伸びる桿が、それぞれある。これら尾椎の桿は平行で背腹方向に積み重なっている。完全に
 関節し、立体的に保存されたドロマエオサウルス科恐竜標本からは、これら尾椎の桿が、従来考
 えられてきたような剛体ではなく、柔軟であることが見て取れる。しかし、横断面からの尾椎の桿
 の検討から、複数の尾桿の複合効果は横方向の平面ではなく背腹方向に剛性をもたらしたことが
 示される。筋肉のデジタル復元結果から、ドロマエオサウルス科恐竜とランフォリンクス類翼竜は
 尾椎前位領域において、共にかなり縮退した尾椎・大腿筋を有していたことが確認される。ドロマ
 エオサウルス科恐竜とランフォリンクス類翼竜間のこの驚くべき類似性から、両者が似通った行動
 的・生物力学的な圧力のもとで進化したことが示唆される。ドロマエオサウルス科恐竜の尾桿の
 進化の中で樹上性の飛行/滑空の2形態間に分類される、近年発見されたデイノニコサウルス類
 と組み合わせると、ドロマエオサウルス科恐竜とランフォリンクス類翼竜の、独特な形態は、両者
 とも、空中生活への適応であった証拠である。
 W. Scott PERSONS, Philip J. CURRIE (2012)
 Dragon Tails: Convergent Caudal Morphology in Winged Archosaurs
 Acta Geologica Sinica,86(6):1402-1412
 アブストラクト(wiley 中国地質学会)

ミクロラプトル、後足の翼は「旋回」用 11.07.12
  ナショナルジオグラフィック(日)
  SVP総会での発表の紹介です。
 ミクロラプトルは素早い飛行をした 10.24.12
  ミクロラプトルは後肢にも翼があり、どのように飛行したのか、その記載以来、議論が続いてい
 ます。鳥類に比べ長い胴体で前肢の翼だけで飛行するのは、重心が安定しない問題があります。
 南カリフォルニア大のJustin Hall らの発表によると、後肢と尾の翼は、飛行中のピッチコントロー
 ルに役立ち、安定した飛行や方向転換等に寄与したそうです。
 

ドロマエオサウルス科の系統分類およびパラアヴィアン類の系統発生 8.24.12
  大部のレビューです。今後ドロマエオサウルス科恐竜を語るには、これを読んでいないと
 できないな、というものです。ダウンロードするのも53.37MBで時間ちょっとかかりますが、
 ぜひご覧を!
 A review of dromaeosaurid systematics and paravian phylogeny.
  (Bulletin of the American Museum of Natural History, no. 371)
 Turner, Alan H. (Alan Hamilton); Makovicky, Peter J.; Norell, Mark.
 http://hdl.handle.net/2246/6352

ブラジル、Bauru層群からウネンラギア科恐竜胴椎 4.30.12
  ブラジル、後期白亜紀のBauru層群から産出した獣脚類胴椎を記載しています。その特徴から、ウ
 ネンラギア科とされています。体長約1mの小型の成体です。同科恐竜に大型のものも小型のものも
 あることから、白亜紀前半にウネンラギア亜科恐竜は生態的に多様になったことを示すとしています。
 この胴椎には鳥類のような特徴、Rahonavis のような特徴およびウネンラギアのような特徴が入り混
 じっているため、将来のウネンラギア科内外の系統関係を研究する上で極めて重要な分類群である
 可能性があるとしています。
 Carlos Roberto A. Candeiro, Andrea Cau, Federico Fanti, Willian R. Nava, Fernando E. Novas (2012)
 First evidence of an unenlagiid (Dinosauria, Theropoda, Maniraptora) from the Bauru Group, Brazil.
 Cretaceous Research (advance online publication)
 doi: http://dx.doi.org/10.1016/j.cretres.2012.04.001 アブストラクト

ミクロラプトルの羽は青みがかった黒 3.09.12
  毎日 サイエンス3月9日号ハイライト(PDF) NSF(大きな写真あり) AFPBB
 サイエンスナウ アメリカ自然史博 同左動画 テキサス大オースティン校 同左動画
  ミクロラプトルの羽は青みがかたた黒で、光沢があったことがわかりました。異性にアピールするため
 と推定されています。
 Quanguo Li, Ke-Qin Gao, Qingjin Meng, Julia A. Clarke, Matthew D. Shawkey, Liliana D’Alba,
 Rui Pei, Mick Ellison, Mark A. Norell, and Jakob Vinther(2012)
 Reconstruction of Microraptor and the Evolution of Iridescent Plumage
 Science 9 March 2012: pp.1215-1219 DOI: 10.1126/science.1213780
 アブストラクト

ヴェロキラプトルは翼竜の死骸を食べていた 3.05.12
  腸の内容物として、アズダルコ科翼竜の長骨が発見されたヴェロキラプトル標本が報告されていま
 す。これは、獣脚類恐竜の腸から翼竜の骨が発見された初めての例であるとともに、高度なハンター
 と考えられていたヴェロキラプトルの生態の中で屍骸あさりが重要な位置を占めていた証拠ともなって
 います。
 David Hone, Takanobu Tsuihiji, Mahito Watabe, Khishigjaw Tsogtbaatr (2012)
 Pterosaurs as a food source for small dromaeosaurs.
 Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology (advance online publication)
 http://dx.doi.org/10.1016/j.palaeo.2012.02.021

羽毛恐竜は始祖鳥より古いことが明確に 2.03.12
  羽毛恐竜や、翼竜 Darwinopterus の性成熟個体とその卵が共にが産出している、Daohugou
 (道虎溝)生物群は、熱河生物群より古い年代とされていますが、その確実な年代は、これまで
 わかっていませんでした。中期ジュラ紀から前期白亜紀という幅があったのです。
 今回、SHRIMP U-Pbジルコン年代法により、化石産出層の年代が明らかになりました。これに
 より、中国に初めて羽毛恐竜が出現した年代は1億61百万年より前であり、Archaeopteryx
 り紛れもなく古いことがわかりました。さらに、鳥盤類恐竜に初めて羽毛が現れたのは、前期白
 亜紀の後期よりは1億59百万年以前であり、移行的形態の翼竜が出現したのは1億61百万年
 以前であるとしています。
 Yong-Qing Liu, Hong-Wei Kuang, Xiao-Jun Jiang, Nan Peng, Huan Xu & Hui-Yi Sun (2012)
 Timing of the earliest known feathered dinosaurs and transitional pterosaurs
 older than the Jehol Biota.
 Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology (advance online publication)
 http://dx.doi.org/10.1016/j.palaeo.2012.01.017  アブストラクト

Mahakala omnogovaeの解剖学 10.06.11
  モンゴルウムヌゴビ県ツグリギンシレーから産出したドロマエオサウルス科恐竜、
 Mahakala omnogovae
の形質について詳細に研究しています。
 Alan H. Turner, Diego Pol, and Mark A. Norell (2011)
 Anatomy of Mahakala omnogovae (Theropoda: Dromaeosauridae),
 Tögrögiin Shiree, Mongolia.
 American Museum Novitates Number 3722:1-66. 2011 doi: 10.1206/3722.2
 アブストラクト

ヨーロッパ、白亜紀末の島のドロマエオサウルス科 8.31.10
  NSF(大写真あり) アメリカ自然史博物館 時事 時事
  トランシルヴァニア博物館協会(ハンガリー語 産出状況写真あり)
  白亜紀末、マーストリヒチアンのヨーロッパはいくつもの島に分かれた多島海でし
 た。その中で捕食者の位置にある獣脚類はどのようだったか、長く不明のままで
 した。ドロマエオサウルス科恐竜の歯などは発見されていましたが、記載されるほ
 どの材料は出ていなかったそうです。
 今回、ルーマニア中部Haţeg盆地のSebes層から産出したドロマエオサウルス科
 Balaur bondoc が記載されました。
 属名Balaurは古代ルーマニア神話でドラゴン、種小名はルーマニアの俗語で、ぽっ
 ちゃり太った人や動物を指し、元々トルコ語起源の言葉。この動物の体型とともに
 アジアとの生物地理の繋がりをも示すとのことです。要は太ったドラゴン。

 特徴:体長は1.8~2m程度。あちらの報道では大きくなりすぎたシチメンチョウと表現
 されています。手と後肢遠位部の骨に癒合している部位が多いことが特徴にありま
 すが、素人目に目立つのは、足の爪。2枚爪といいましょうか、第一・二指に大きな鉤
 爪があります。2枚爪で小型化した植物食恐竜を襲っていたのでしょうか。
 系統的にはvelociraptor の姉妹群とされています。
 Zoltan Csikia, Matyas Vremir, Stephen L. Brusatte, and Mark A. Norell(2010)
 An aberrant island-dwelling theropod dinosaur from the Late Cretaceous of Romania
 PNAS print August 30, 2010, doi: 10.1073/pnas.1006970107 アブストラクト

 
始祖鳥の没落をもたらした羽毛恐竜、Xiaotingia 8.02.11
  やっと紹介してみました。テスト版の方に掲載です。
モロッコ、1億9千万年前の足跡、ドロマエオサウルス類 7.05.10
  朝日新聞 毎日新聞
  林原自然科学博物館は2日、1983年にモロッコのアトラス山脈中央部で発見された
 恐竜の足跡について、ドロマエオサウルス類の可能性が高いと発表しました。これは
 年代が1億9千万年前ということで、これは1億5千万年前とされる始祖鳥の生息年代
 より遡ります。これにより、始祖鳥以前にドロマエオサウルス類が生息していた可能性
 が高くなり、恐竜から鳥類への進化がより裏づけられるそうです。
 10日から岡山市デジタルミュージアムで始まる「ようこそ恐竜ラボへ!」で紹介。

ヴェロキラプトル、プロトケラトプスの死体を食べる 4.07.10
  BBC
  この両者の対決といえば、格闘化石が有名です。でも、生きたプロトケラトプス
 ばかり襲っていたのでもないようです。中国内蒙古自治、・バヤンマンダフの上部
 白亜系から産出したプロトケラトプスの化石からは、歯の痕と抜け落ちたヴェロキ
 ラプトルが発見されたそうです。ハンターにもスカベンジャーにもなったのでしょう。
 David Hone, Jonah Choiniere, Corwin Sullivan, Xing Xu, Michael Pittman and Qingwei Tan
 New evidence for a trophic relationship between the dinosaurs Velociraptor and
 Protoceratops
 Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology
 doi:10.1016/j.palaeo.2010.03.028 

中国内蒙古自治区上部白亜系ウランスハイ層から産出したドロマエオサウルス科
  3.23.10
  時事 ジョージワシントン大 ロンドン大
  Xu et al.(2010)
  A new dromaeosaurid (Dinosauria: Theropoda) from the Upper Cretaceous
  Wulansuhai Formation of Inner Mongolia, China
  Zootaxa 2403: 1–9 (19 Mar. 2010プレビュー
  内蒙古自治区、バヤン・マンダフのウランスハイ層から産出した、殆ど完全な骨格の
 ドロマエオサウルス科恐竜を記載しています。
 Linheraptor exquisitus 新属新種
 属名は内蒙古自治区臨河市から+raptor
 中国名 精美臨河盗竜
 系統的にはTsaagan mangas と最も近縁であり、この両属は基盤的ドロマエオサウル
 ス科と派生した同科の中間に位置するだろうということです。

福井県立恐竜博物館、ドロマエオサウルス類復元を発表 3.23.10
  同博物館ニュース 2009年度 第3次恐竜化石調査産出化石報告 朝日新聞
  19日に2009年度発掘成果について記者発表をし、体長約2.3mの復元を発表しました。

  
ミクロラプトルは4翼のグライダー 1.26.10
  時事 カンザス大ニュース  カンザス大ミクロラプトル特集(動画あり)
  ミクロラプトルがどのような姿勢で飛行したか、いろいろな説が提唱されています。
 後肢を体側後方に開いた形で滑空したとするもの、後肢は胴体の下方で複葉機の
 ような形で滑空したとするもの、地上から飛び立ったとするものなど様々です。
  カンザス大のDavid E. Alexander らは、ミクロラプトルの夥しい標本を観察し、立体
 復元骨格を作成したうえ、実際の羽毛を使った復元像をつくり、さらに滑空モデルを
 制作しました。
  滑空モデルでテストをすると、3.33mの高さから最長23.9m滑空飛行しました。この
 ことから、ミクロラプトルは樹上性の滑空動物であり、後肢を体側後方に開いて滑空
 したとしています。
 David E. Alexander, Enpu Gongb, Larry D. Martin, David A. Burnham, and Amanda R. Falk
 Model tests of gliding with different hindwing configurations in the four-winged
  dromaeosaurid Microraptor gui
 PNAS doi: 10.1073/pnas.0911852107  アブストラクト
 カンザス大特集では、米の科学番組NOVAで2月26日放送予定とあります。

 
シノルニトサウルスに毒牙の可能性 12.27.09
  ナショナルジオグラフィック(日) 毎日新聞 
  カンザス大ニュース 中国東北大学ニュース
  シノルニトサウルスは約1億2千5百万年前の遼寧省に生息していたドロマエオサウ
 ルス科恐竜です。その歯や頭骨の構造について詳細に調べた結果、この恐竜が毒
 牙を持っていたことが示唆されています。
 上顎歯には溝があるものがあり、また頭骨には毒腺がそこにあったと見られる空洞が
 あることがわかりました。毒腺から毒液は唾液とともに歯の溝を伝って獲物に注入さ
 れたということです。この恐竜は主に鳥類をこの方法で狩猟していたのでないかとい
 うことです。
 Enpu Gong, Larry D. Martin, David A. Burnham, and Amanda R. Falk 2009.
 The birdlike raptor Sinornithosaurus was venomous
 PNAS doi: 10.1073/pnas.0912360107 アブストラクト

   
中国遼寧省から新しいドロマエオサウルス科 8.20.09
  遼寧省凌源市大王杖子の義県層から産出した、殆ど完全なドロマエオサ
 ウルス科恐竜標本が記載されています。
 X. Zheng, X. Xu, H. You, Q. Zhao, & Z. Dong. In press.
 A short-armed dromaeosaurid from the Jehol Group of China with
 implications for early dromaeosaurid evolution.
 Proc. R. Soc. B published online before print
 August 19, 2009, doi:10.1098/rspb.2009.1178 アブストラクト

 Tianyuraptor ostromi  新属新種
 属名は、完模式標本を所蔵する山東省天寧自然博物館にちなみ、
 種小名は、ドロマエオサウルス科恐竜の研究に大いに寄与した、ジョン・
 オストロムに献名。
 アブストラクトほにゃ訳
 他の遼寧から産出したドロマエオサウルス科と共通する特徴もあるが、そ
 の程度は未発達。一方、ローラシアのドロマエオサウルス科には見られな
 いがゴンドワナから発見されたドロマエオサウルス科及び基盤的アヴィア
 ラエ類と共通する特徴もある。よって、この2つのグループ間にあるギャップ
 を埋めていくもの。
 Tianyuraptor は比較的小さな鎖骨、それに比例して小さな前肢であり、そ
 れは、大きい鎖骨と比例して太く長い前肢をもつミクロラプトル亜科の飛行
 可能性と正反対である。このことは、前期白亜紀熱河のドロマエオサウル
 ス科恐竜は、初期ドロマエオサウルス科の進化の中で、形態、移動様式、
 生態において非常に大きな多様性があったことを明らかにする。

 
福井県勝山市北谷から3種目の新種恐竜か 3.18.09
  時事 読売新聞 朝日新聞
  福井県立恐竜博物館2008年度第3次恐竜化石調査産出化石報告
  福井県が18日発表したそうです。2007年に発掘した岩石から小型獣脚類の約60%
 の骨が取り出されたそうです。右脚部や脳函もあるそうです。ドロマエオサウルス類
 と見られているそうです。3月20日から4月5日まで福井県立恐竜博物館で一般公開
 されるそうです。

北米最小の恐竜、ヘスペロニクス 3.17.09
  カルガリー大ニュース ユーレカアラート 読売新聞 ナショナルジオグラフィック(日)
  標本が発見されたのは1982年でしたが、恐竜幼体と考えられていました。
 ところが、これはドロマエオサウルス科ミクロラプトル亜科の新種恐竜でした。
 Hesperonychus elizabethae と命名されています。全長50cm。体重1.9kgと推
 定される北米最小の恐竜です。また、北米で最初に発見されたミクロラプトル
 亜科恐竜であり、この仲間で最も後期に生息していたものです。

 Nicholas R. Longricha and Philip J. Currie
 A microraptorine (Dinosauria?Dromaeosauridae) from the Late Cretaceous
 of North America
 Published online before print March 16, 2009, doi: 10.1073/pnas.0811664106
 アブストラクト

アルゼンチン、パタゴニアから産出したドロマエオサウルス科恐竜 12.18.08
  パタゴニアの上部白亜系(カンパニアン~マーストリヒチアン)からAllen層から産出した、
 ドロマエオサウルス科恐竜Austroraptor cabazaiを記載しています。
 属名はaustral(南の)南アメリカを指す+raptor 盗賊
 種小名cabazaiは、Municipal de Lamarque 博物館の設立者、故Héctor Cabazaに献名。
 南半球で発見された同科恐竜で最大(体長5m)であるとともに、他に見られないユニーク
 な特徴があります。例えば細長く伸びた顎には、スピノサウルス科を想起させるような、
 小さな円錐形の歯が数多く生えています。また、その前肢は他のドロマエオサウルス科
 恐竜と異なり小さく短くなっています。
 系統分析では、ドロマエオサウルス科、ウネンラギア亜科とされ、南半球の同科で最も後
 期の記録とされています。
 
 Fernando E. Novas, Diego Pol, Juan I. Canale, Juan D. Porfiri & Jorge O. Calvo 2008.
 A bizarre Cretaceous theropod dinosaur from Patagonia and the evolution of
 Gondwanan dromaeosaurids
 Proc.R. Soc. B FirstCite Early Online Publishing DOI: 10.1098/rspb.2008.1554
 アブストラクト論文今はダウンロードできます。

 ナショナルジオグラフィック(日) AFPBB

 
福井県立恐竜博物館 獣脚類の上顎骨明らかに 7.31.08
  福井県立恐竜博物館調査研究情報 読売 毎日 朝日
  昨年8月21日に発掘された小型獣脚類の化石が保存されている岩石(約50cm
 ×40cm)から、新たに上顎骨(頭骨の一部)がクリーニングによって明らかになり
 ました。
 ドロマエオサウルス類のものと考えられ、歯も4本ついています。

 
ヴェロキラプトルに羽毛が生えていた直接証拠 9.21.07
  Alan H. Turner, Peter J. Makovicky, Mark A. Norell 2007
  Feather Quill Knobs in the Dinosaur Velociraptor
  サイエンス9月21日号 Vol. 317. no. 5845, p. 1721 DOI: 10.1126/science.1145076

  モンゴル、ウカートルゴット近くのGilvent Washから産出したヴェロキラプトル標本GM (Geological
 Institute of Mongolia) 100/981は体長1.5m、体重15kgと推定されます。その尺骨に羽毛の生えて
 いた跡が残っていました。鳥類の尺骨には当然その跡があり、翼羽乳頭(papilae of wing feather
 ただし本論文中ではquill knob)と呼ばれています。
 この標本では尺骨の腹側1/3に6個の翼羽乳頭が4mmづつ離れて並んでいました。さらに8個、
 あわせて14個の次列風切の翼羽乳頭が並んでいたと推定されています。
 ちなみにArchaeopteryxでは12以上、Microraptorでは18の次列風切があったそうです。
 このことから、飛ぶことができない大きさの獣脚類でも温度の制御など他の目的のために羽毛を生
 やしていたことが示されます。
 physorg ニューサイエンティスト  AFPBB News
  
中国河南省西部欒川地区から発見されたドロマエオサウルス科恐竜 9.10.07
  LÜ Jun-chang(呂君昌), XU Li(徐莉), ZHANG Xing-liao(張興遼), JI Qiang(季強), JIA Song-hai(賈松海),
   HU Wei-yong(胡衛勇), ZHANG Ji-ming(張継明), WU Yan-hua(呉炎華)

  New dromaeosaurid dinosaur from the Late Cretaceous Qiupa Formation of Luanchuan
  area, western Henan, China(豫西欒川地区晩白亜世秋扒組一新的馳竜類化石)
  GEOLOGICAL BULLETIN OF CHINA(地質通報) 2007 Vol.26 No.7 P.777-786

  7月頃、学名がわからなくて欒川盗竜という中国名のみ紹介していた恐竜の記載です。
 Luanchuanraptor henanensis という学名で記載されています(新属新種)。
 属名は中国名のとおり、種小名は河南省から産出したことを表します。

 歯の後部切縁には5mmにつき約24個の鋸歯がある。血道弓の前後それぞれ伸びた部分は
 短く、3分岐している。・・・の特徴があります。
 この恐竜は、アジアでは北中国及びゴビ以外で初めて発見されたドロマエオサウルス科で
 あるとしています。
 こちらでは表紙イラストを見ることができます。

  
基盤的ドロマエオサウルス科恐竜および鳥類の飛行に先立つサイズの進化 9.07.07

Shanag ashile の記載 4.10.07
  3月18日付で紹介したモンゴル産のドロマエオサウルス科恐竜。
  AMNHリサーチライブラリーに掲載されました。
  A small derived theropod from Öösh, early Cretaceous, Baykhangor Mongolia
  American Museum novitates, no. 3557

モンゴル前期白亜紀Baykhangor、Öösh産出の小型派生獣脚類 3.18.07
  Turner, A. H., S. H. Hwang & M. A. Norell, 2007
  A small derived theropod from Öösh, Early Cretaceous, Baykhangor Mongolia.
  American Museum Novitates 3557, 27 pp. BIOONE

  Shanag ashile という小型ドロマエオサウルス科恐竜を記載しています。

  
ミクロラプトルは複葉で飛んだ 1.23.07

DeinonychusBambiraptor の前肢機能の比較 1.05.07
  書き加えました 1.08.07

鳥のような恐竜は、向かい合わせにできる指を自慢する 1.30.07
  ニューサイエンティスト NSFニュース ナショナルジオグラフィック
  パンテオンではDeinonychusBambiraptor の前肢機能の比較で紹介しました。
 Senterの論文によれば、Bambiraptorは向かい合わせにできる指で獲物をつかむことができたと、
 紹介しています。

Tsaagan mangas 記載論文 12.25.06
  アメリカ自然史博物館のデジタルライブラリーに掲載されました。
  A new dromaeosaurid theropod from Ukhaa Tolgod (Ömnögov, Mongolia)
  MARK A. NORELL, JAMES M. CLARK, ALAN H. TURNER, PETER J.MAKOVICKY, RINCHEN BARSBOLD,
   AND TIMOTHY ROWE

  American Museum novitates, no. 3545
  論文ダウンロードできます。
  モンゴル国南ゴビ県ウカー・トルゴッドのジャドクタ層(カンパニアン)から産出した新しいド
 ロマエオサウルス科を記載しています。モンゴルのあのあたりは、ドロマエオサウルス科
 恐竜が沢山出ていると思えるのですが、Velociraptor mongoliensis 以外で初めて産出した、
 同層で2番目の属になるのだそうです。頭蓋長201mm。Tsaagan mangas と命名されていま
 す。属名は、モンゴル語で白を意味し、種小名はモンゴル語で怪物を意味します。頭蓋、
 下顎及び前から8個の頚椎があります。
 他のドロマエオサウルス科と比べ、傍後頭突起が垂下し、遠位に捩れていないこと;基翼
 状骨突起が伸長し、前腹方向を向くこと;上顎窓が大きく、眼窩前窩の前縁に位置してい
 ること;頬骨は鱗状骨に接し、側頭下窓の縁から後眼窩骨を排除している。
 その系統的位置づけは、ドロマエオサウルス科内でVelociraptor mongoliensis より基盤的
 としているようです。

ドロマエオサウルス科の爪は木に登るために 12.13.06
  Manchester Evening News Telegraph
  ヴェロキラプトルなどドロマエオサウルス科恐竜の爪は、獲物の皮膚を切り裂くため、と一般に思われてい
 ます、しかし、マンチェスター大(マンチェスター博物館)のPhil Manning や自然史博物館のPaul Barrett によ
 ると、爪は木に登るために使われのだそうです。これは飛行の第一歩につながるそうです。このことについて
 来年論文がでるそうです。

モンゴルから新しいドロマエオサウルス科 12.13.06
  Norell, M.A., Clark, J.M., Turner, A.H., Makovicky, P.J., Barsbold, R., and Rowe, T. (2006).
  A new dromaeosaurid theropod from Ukhaa Tolgod (Omnogov, Mongolia).
  American Museum Novitates 3545: 1-51.
  Tsaagan mangas というそうです。属名は白い、種小名は怪物という意味だそうです。両方ともモンゴル語

遼寧省西部義県層から産出したドロマエオサウルス科新種 5.28.06

4翼恐竜は飛ぶことが出来たか? 11.17.05
  ネイチャー11月17日号Brief Communications Arising
  Kevin Padian and Kenneth P. Dial徐星他周忠和他の間で議論が続いてい
 ます。私は現在ネイチャーにうまくアクセスできないので紹介のみ。
  
  
Microraptor の飛行、複葉機説 10.25.05

  
南米で最古のドロマエオサウルス科獣脚類 10.13.05
  The earliest dromaeosaurid theropod from South America
  Peter J. Makovicky, Sebastián Apesteguíaand Federico L. Agnolín
  ネイチャー10月13日号  doi: 10.1038/nature03996

  9千万年前パタゴニアから産出したドロマエオサウルス科を記載しています。
 Buitreraptor gonzalezorum
 ドロマエオサウルス科が南米に生息していた確かな証拠であるとともに、同科が
 ジュラ紀のゴンドワナ大陸に起源をもつとしています。
 毎日 ユーレカラート

ドロマエオサウルス科の鉤爪は獲物をつかまえるため 10.12.05
  ヴェロキラプトルなど、ドロマエオサウルス科恐竜の足の大きな鉤爪は、これまで
 獲物の体を切り裂くためのものと、考えられてきました。しかし、マンチェスター大の
 Phillip L. Manning らが、ロボットのアームに模型の爪を取り付けて実験したところ、
 この爪は切り裂かず、小さな穴を開けただけでした。しかも、犠牲となる恐竜の皮膚
 組織が、爪が深く刺さるのを防ぎ、30-40mmの深さにしか刺さらなかったそうです。
 彼らは、ドロマエオサウルス科恐竜が鉤爪を使って獲物につかまり、顎の鋭い歯を
 使って獲物を弱らせる傷をつけたと考えているそうです。
 この研究の成果はThe Truth about Killer Dinosaursで見られるそうです。
 NHK教育「地球ドラマチック」で11月23日放送予定分でしょう。
 BBC
 Biology Letters DOI: 10.1098/rsbl.2005.0395
  Dinosaur killer claws or climbing crampons?
  Phillip L. Manning , David Payne , John Pennicott , Paul M. Barrett , Roland A. Ennos

大連自然博物館の研究で発表した新種 4.30.05
  大連新聞網ほかが報道しています。4種の化石について説明しています。
 孟氏大連蟾、?氏中国鳥竜、孟氏麗昼?、蒋氏网形蛋。

 このうち中国鳥竜はSinornithosaurus のことですが、S.millenii は1999年に、
 記載されました。?氏中国鳥竜を学名にすると恐らくS. haoi になるかと思われ
 ますが、私の朧な記憶にはありません。DinoData にも出てきません。これらの
 標本は2003年と2004年の世界地質、古脊椎動物学報で記載されたとあるので
 すが、?氏中国鳥竜については見つかりませんでした。

 新華社の報道を見ると、S.millenii に比べ顎の骨の高さが相対的に高く、前上
 顎骨角が大きく、上顎骨は外鼻孔の構成に加わらず、上顎骨窓は相対的に小
 さく円形であり、方形骨の上行突起は于?骨突起より明らかに長く、歯骨の長さ
 と高さの比は小さい、また恥骨と腸骨の成す前後方向の角度が小さいなどの
 特徴があるとしています。

韓国下部白亜系から初めての非鳥マニラプトラ類 3.13.05
  The first non-avian maniraptoran skeletal remains from the Lower Cretaceous of Korea
  Haang Mook Kima, Alan D. Gishlickb and Takanobu Tsuihiji
  Cretaceous Research Article in Press, doi:10.1016/j.cretres.2005.01.001 

   韓国慶尚北道義城郡(Uiseong-gunウィソングン)金城面(Geumseong-myeon クム
 ソンミョン) のGugyedong層(Aptian-lower Albian) から産出した左大腿骨(DGBU-78)
 について記載しています。この標本はこれまで"Koreanosaurus"とか"Deinonychus
 koreanensis"として記載されていたものです。本論文では、これらを無効名としました。

 この標本はオヴィラプトロサウリア類より派生したマニラプトラ類とした上、稜状の第四
 転子がドロマエオサウルス科と同様であることから同科との近縁関係を示唆するとし、
 ドロマエオサウルス科の属種不定としています。

 ドロマエオサウルス科恐竜化石は大雑把に言って同時代の中国・日本からも発見され
 ていることから、朝鮮半島からの同科化石発見は、前期白亜紀の間に東アジア地域で
 生物相の交流があったかもしれないことをさらに証拠づけるものであるとしています。

 ※義城郡の観光スポットには恐竜足跡サイトがあるようです。

 
パタゴニアの白亜紀後期層で産出したデイノニコサウルス類恐竜に関する
  新証拠
  2.24.05
  Neuquenraptor オハイオ州立大ニュース 2.28.05
  文章+写真(横640ピクセル程度)

  
徐星教授、「鳥類の飛行起源や翼の進化を明らかにする新説」発表
  9.02.04
    ヤフーニュース(共同) 朝日新聞 ナショナルジオグラフィック日本版

遼寧省西部白亜紀前期義県層産出の新ドロマエオサウルス類 5.18.04

イングランド南部Wealden(白亜紀前期、Barremian)産出のヴェロキラプトル
 亜科恐竜(竜盤類、獣脚類)の最初の記録
 5.05.05

Microraptor zhaoianus の形質リスト 5.21.03
中国産の4つの翼をもつ恐竜 1.23.03
  Microraptor gui 記載
ミクロラプトル新標本記載 8.16.02
ヴェロキラプトルの動きを再現 4.11.02
非鳥恐竜の"現代的な"羽毛 3.07.02

全身羽毛に覆われたドロマエオサウルス科亜成体化石4.26.01

シノルニトサウルスに見られる枝分かれした外皮構造と羽毛の起源 3.08.01
熊本県御船町でヴェロキラプトル亜科の歯発見12.29.00
知られている限り最小の獣脚類12.7.00
中国内蒙古自治区で新種恐竜化石発見11.25.00

毒牙恐竜の証拠発見か10.28.00
バンビラプトル記載3.18.00
モンゴルで発見された巨大ドロマエオサウルス類2.16.00
米、モンタナで羽毛ラプトル発見??1.24.00
義県累層から繊維状の外皮構造を備えた最古の
 ドロマエオサウルス類発見
9.16.99
羽毛で覆われた恐竜9.16.99
フランス南部で発見されたドロマエオサウルス類8.30.99
モンゴルで発見されたヴェロキラプトル頭骨について7.12.99
福井県でドロマエオサウルス科とみられる幼体化石発見6.24.98追記