山を降り、今夜の宿泊地禄豊へ。ところがこのほぼ全行程も未舗装の「高速道路」。舗装していたものをいったんはがして工事している。完成予定は2005年5月だが、この調子で完成するのだろうか。ゴビの草原より揺れはひどい。ついには時速5kmまで落ち、ロデオのよう。だいぶ腰周りの贅肉が薄くなった。
午後の陽は容赦なく車内にも照りつけ、カーテンを閉めても窓際はつらい。反対側の空いた座席に移る人もいる。
6時近くに禄豊(ルーフォン)市街に着く。今日の宿は禄豊電力大廈。禄豊電力公司が経営している。三ツ星というが、設備は劣る面がある。バスの湯を流したら、床から逆流した。空調を点けたら異臭が漂った。結婚式があったが、そのせいか夜はカラオケがやかましい。
夕食はこのホテルで。テーブル2卓。董教授は黒竜江省組と別の話をしているようだ。互いにビールを注ぎあい英気を養う。中国でも冷えたビールがどこでも出るようになった・・・ここのビールはアルコール分3.5度、苦味が少ないので、つい飲みすぎてしまう。
食事が終わり、ミネラルウォーターを買いにいく者、部屋に戻る者・・・様々である。
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禄豊電力大廈フロントのレリーフ |