NPO法人 福井恐竜博物館 後援会
中国恐竜体験の旅(雲南省) 2004年8月20日〜24日(火
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次のメニューは化石ひろい体験。食堂からまた発掘現場方向へ。さらに先に進み、トンネル工事現場へ。
董教授によると、このトンネルの上で化石がよく出るという。工事現場脇の崖道を上りながら化石を探す。

ガレているので足元がきびしい。そんな中、黒竜江省の海氏は早くも化石を発見した。雨水で侵食された溝から缶コーヒーほどの太さの長骨断片を掘り出した。3つの断片になっているが、つなげると15cm以上ある。一方、ツアー参加者のしろーと達は、もうあきらめ顔。見つからない。小石は沢山落ちているが、化石は見えない。木陰や崖の脇で休みをとる人も出る。さらに上には、清朝末、光緒年号のある墓。

崖上の侵食された箇所で、別の化石が見つかったようだ。すでに掘り出され、手つきポリ袋に入っている。明らかにちょっと大型の脊椎骨だ。「ひろい」といいながら、プロは結構みつけるじゃないか!

私も見つからない組ではあったが、董教授に小さい脊椎骨を1個もらった。いい記念だ。今回の化石ひろいについては、董教授から日本に持ち帰りOKのお墨付きが出ている。


 化石さがし


 早くも発見した海氏


 こんな脊椎骨も見つかりました。