驚異の大恐竜博
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徐星教授、「鳥類の飛行起源や翼の進化を明らかにする新説」発表

 後肢の羽の利用について、どのように利用して飛行したのだろうか。

ここで徐教授は鳥類とグイの両方、上から見たシルエットを示しました。
鳥類は翼で揚力と推力の両方をまかに、尾の機能は縮小している。一方
ミクロラプトル・グイは、2つの揚力の面を持つ。1つは前肢の翼。もう1つ
後肢+尾で揚力を得ている。前肢は推力の発生部でもある。

後肢は斜め後方に開くようになる(原始的なドロマエオサウルス類や鳥類
を含む真マニラプトル類の腸骨は、正中線に対しハの字型に斜め後方に
開くような配置になっているため)

ミクロラプトル・グイを詳しくみれば、後肢と尾を組み合わせて揚力を得て
いることがわかる。