驚異の大恐竜博
戻る次へ

徐星教授、「鳥類の飛行起源や翼の進化を明らかにする新説」発表

 前肢、後肢+尾で揚力を得、樹上から羽ばたきと滑空を交互に繰り返して
飛行したと、徐教授は説明しました。

恐竜博会場の復元模型では、羽ばたきと滑空のときで後肢の開き方に違い
がありましたが、新説ではそのようなことはありません。

鳥類への過程で、
1 だんだん前肢は発達し、後肢の羽毛は退化していった。が、まだ尾羽は発
  達している。
2 前肢は鳥類同様に発達。後肢の羽毛は完全に退化。尾羽は残る。
というように変化していくと説明しました。こういう中間型の動物がいたのでは
ないかと推測しているそうです。

とはいえ、この仮説を証明するには標本の証拠がいる。また、風洞実験など
でも確かめたいと教授はしめくくりました。