NPO法人 福井恐竜博物館 後援会
中国恐竜体験の旅(雲南省) 2004年8月20日〜24日(火
)

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8月23日
 今日は観光の日。石林というカルスト地形の景勝地に行く。ただし、バス中に東先生からアナウンスがあった。午後、時間があるので昆明市博物館にも寄るという。博物館に行くのは結構なことだ。董教授・李さんはご石林には行かない。

 昆石高速で1時間あまり。秋吉台にも似た風景が広がる。ホテルや土産物屋が並ぶところは日本の観光地と同じ。
ここはかなり広い面積に石灰岩が侵食され、峰や谷をつくっている。観光客はその隙間を縫って遊覧する。イ族?の若い娘たちが1人につき80元で案内もする。我々は当然そのようなガイドは無しだ。

 ここはペルム紀の地層だそうだ。東先生の指摘で石灰岩にウミユリなど化石が含まれているのがわかった。進むにつれ、岩に聯句や詩を彫り付けてあるのが目立つ。最近のものでは中国共産党、朱徳のものがあった。

剣峰池?という方からさらに奥に行くことになったが、ガイドさんも行ったことがない道で、底の平たい靴では恐ろしいコース。三点支持でないと難しい箇所が続く。ついに高所恐怖症のガイドさんは自分だけ道を引き返した。これがこのツアー最大の冒険だった。

到着直後にはぐれた黒龍江省の二人を待ち、昼食へ。学成飯店というかなり大きな店。石林と昆明の途中にあるが、他に日本人ツアーが入っているところを見ると、よく使われているのだろう。雲南料理だが、相変わらず辛い。


 石林、この辺はまだまだ序の口


 3点支持で恐る恐る降りる。