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そもそもひょんな事から始まった。久しぶりに金子氏宅に遊びに行ったら、「
今度、南アフリカに行くのだけれど、一緒に行かないか?」とのお誘い。たまた
ま休業中だった私は、のこのこ付いていくことになった。
手配は全て金子氏がやっている。というより、元々これは彼の取材旅行であ
る。目的は、南アフリカの哺乳類型爬虫類。といっても、当時の私には何の事や
ら・・・かろうじてディメトロドンの一族郎党かな?と、想像がつく。同行者は
、助手兼ライターの中野美鹿女史。かねがね彼の著書で「恐竜学に造詣が深い」
などと紹介されていたので、自然と社長秘書然とした、独身のツンとした女性を
想像していた。が、実物は、はるかにかわいい女の子でした。
南アフリカへは、当時直行便が無かった。シンガポールでトランジットであ
る。ここで1泊して調整。その間に市内観光。特筆すべきはナイトサファリ。中
野女史(なんて書くといかめしくなるから、これからは中野さんにします)のた
っての希望です。夜間の動物園でトラムに乗って
夜行性の動物の生態を観るものである。動物園は市街からやや離れた場所にあ
る。タクシーの運ちゃんは、帰りのタクシーはなかなかつかまらないから、自分
を予約しておけと、すすめる。
トラムに乗り込むと、ガイドがコースにそった動物たちの説明をしていく(
勿論英語)。ストロボが光るので、カメラは撮るなと注意される。昼間眠ったよ
うな動物たちがエサを食べたり動き回っている。一度、バクがトラムの横をつい
てきた。驚き!
帰りには10台以上のタクシーが客待ちしていた。なのに、我々は予約した
タクシーを律儀に探し回ったのだった・・・
と言うわけで、かわりに昼間の動物の写真を載せておきましょう。
シロテナガザル?
ボロ布をかぶったオランウータン
その日の午後は、現地観光会社の運転手がタクシー代わりにプレトリアに行ってくれる
ことになった。金子氏の文章にあるとおり、南アフリカは首都機能が3都分立で、プレトリア
は行政首都にあたる。折しも春たけなわで、ジャカランダの並木が満開である。
ジャカランダ・シティと言われるだけあって、くずかごまで藤色をしている。運転手は、
花の名所をこれでもかと、廻ってくれる。だが、今日の目的は花見ではない。
トランスヴァール博物館だ。
南アフリカ、
プレトリアのトランスヴァール博物館
リストロサウルス復元模型
リストロサウルスの正面
モスコプス?模型と頭骨
哺乳類型爬虫類の殺し屋
ディメトロドン復元模型
授乳中のキノドンの母親
開拓記念館
ハタオリドリの巣、電柱に。
ハタオリドリの巣、下から。
南アフリカ国境。向こうはナミビア。
地リス
ゲムズボック国立公園で。道を横切るヌー
スプリングボック
国立公園の名にもなっているゲムズボック
ライオンは寝ている。
ヘビ食いワシ。英語でセクレタリーバード(秘書鳥)というのは、頭の羽が、昔の
秘書が耳に挟んだ鵞ペンに似ているからだろう.
この鳥の頭は南アフリカ博物館のマークにもなっている。
ダチョウはどこにでもいる。そのステーキは脂肪分0でダイエットに最高!
ケープタウンのホテル近くのハードロックカフェという所で昼食。カモメにポテトフライ
を投げる金子氏。
ケープタウンの南アフリカ博物館
テーブル山
マッソスポンディルス
ディイクドドン
ディイクドドンの螺旋型の巣
ディイクトドン復元模型
リカエノプス
哺乳類型爬虫類のコプロライト(糞化石)
ディイクドドンの赤ん坊の頭骨
哺乳類型爬虫類の頭骨陳列
タピノケファルス頭骨
ディキノドン頭骨似顔絵付き
ホールにあるクジラの全身骨格
付近の小学生が作った?