注 恐竜名の紹介

トリケラトプス ”三本の角のある顔”
ケラトプス科 白亜紀末期に北アメリカに棲息。角竜類では最大級で全長9mに達する 四足草食恐竜。オウムに似た嘴、襟飾りが特徴。


プロトケラトプス ”最初の角のある顔”
プロトケラトプス科 白亜紀後期に内・外モンゴルに棲息。全長1.8m。オウムに似た 嘴、襟飾りが特徴。トリケラトプスの傍系の先祖筋。


タルボサウルス  ”警告するトカゲ”
ティラノサウルス科 白亜紀後期にモンゴルに棲息。二足歩行の肉食恐竜で、全長 5.8 〜10m 。ティラノサウルスに極めて近縁だが、腕がより小さい。


サウロロフス   ”隆起のあるトカゲ”
ハドロサウルス科 白亜紀後期に北アメリカ西部、モンゴルに棲息。二・四足の植物 食恐竜。全長9m。カモに似た嘴と頬歯の歯群を備え、後頭部からは骨質のスパイクが 突き出ていた。集団生活をしていた。


テリジノサウルス ”大鎌トカゲ”
テリジノサウルス科 白亜紀後期にモンゴル、旧ソ連に棲息。生態ははっきりしない 。長さ2.4mの強力な腕をもって知られる。


デイノケイルス  ”恐ろしい手”
デイノケイルス科 白亜紀後期にモンゴル南部に棲息。湾曲した長い鉤爪を備えた3 本の指を持つ、長さ2.4mの腕2本のみが知られている。


オヴィラプトル  ”卵泥棒”
オヴィラプトル科 白亜紀後期にモンゴル南部に棲息。鳥に似た全長1.8mの恐竜。名 前の由来は最初に発見された時、恐竜卵の化石と一緒だったため、卵を盗みに来て砂 嵐に埋まったのだろうと推測されたため。これが自分の卵を暖めたまま埋まったもの であることは、最近、中国の董枝明博士等によって明らかになった。


ヴェロキラプトル ”敏捷な泥棒”
ドロマエオサウルス科 白亜紀後期に中国、モンゴル、旧ソ連に棲息。映画「ジュラ シックパーク」で、二人の子供をビジターセンターの台所に追い詰めた2頭の恐竜。 二足歩行の獰猛な捕食性恐竜。全長1.8m。両足の第2趾には普段は持ち上げている、 大きな鉤爪がついていた。


プシッタコサウルス”オウムトカゲ”
プシッタコサウルス科 白亜紀前期に中国、モンゴル、旧ソ連に棲息。二足歩行の非 常に原始的な角竜。名前のとおりオウムのような嘴がある。全長2m。


インゲニア    ”インゲニア・カダックにちなんだ名前”
オヴィラプトル科もしくはインゲニア科 白亜紀後期にモンゴル南西部に棲息。全長 1.4m。小型二足歩行の鳥に似た恐竜。


サイカニア    ”(モンゴル語で)美しい”
アンキロサウルス科 白亜紀後期にモンゴル南部に棲息。装甲を持つ四足歩行の植物 食恐竜。全長7m。


ホマロケファレ  ”平らな頭”
ホマロケファレ科 白亜紀後期にモンゴルに棲息。全長約3mの二足歩行の植物食恐竜 。頭骨の天井部分が大きく平らで極めて滑らか。頭を押しつけ合う儀礼的闘争を行な ったと推測される。


「恐竜学最前線」 学研発行の事実上世界初の恐竜専門誌。 全13冊発行されたが(季刊)、96年1月の第13弾をもって休刊。世界中の研究者 の弔辞と読者の抗議の声が社に殺到した。まだ書店にあ ります。