金子隆一と行くアメリカ恐竜ツアー2003

 午後は自由行動。ダウンタウンで思い思いにお土産や本を買う。さすがモルモン教の聖都。ある大手書店では聖書やモルモン聖典の充実には目を見張る。絵画コーナーなどキリスト画像だらけ。いるだけで洗脳されそう。この本屋、恐竜本としては邦訳も出た、エジプト、バハリアオアシスの恐竜発掘本だけ置いてあった。著者はJosh Smith。これってモルモンの教祖と同名じゃないか。なるほど!

もちろんサイエンス本を置いてある書店もある。が、総じて宗教書コーナーのほうがはるかに充実している。

街を歩けばごくたまにではあるが白シャツ黒ズボンの若者に出会う。金子氏によれば、これがモルモン宣教の青年だそうだ。にこやかに日本語で声をかけられることはなかったので、その先どうなるか分からなかった。

寺院の周囲には観光馬車が待機している。観光客、寺院で結婚式をあげたばかりのカップなど利用者は多い。一般道をゆっくり行くので後ろは車の列。道があいたところで追い越している。土曜のせいか夜10時過ぎにも何台も行き会った。

 翌日はお定まりの帰国コース。金子氏はUCLAで資料収集のため、サンフランシスコで別れる。


金子隆一氏いきつけの先住民芸術品店、TPギャラリー


TPギャラリー内部


金子氏は作家もののシードポットを蒐集している。