金子隆一と行くアメリカ恐竜ツアー2003

1 気乗りしない旅立ち
 今回のツアーは本当に気乗りしなかった。あえて言えば義理。それ以外の何者でもない。金子隆一とは30年来のつきあい。彼がツアーをすると言えば参加しないわけにもいかない。

 この平成大不況の中、いくら恐竜ファン相手といっても37万円もするツアーがそうそう成立するものではない。案の定、金子氏も含め5人というミニツアーになった。添乗員はもちろんなし。現地でガイドがつく。私は杖つく身。同行六人、南無大師遍照金剛。

 ツアー参加者は大半が顔見知り。恐竜クイズ全問正解の常連、Wildkid 小谷夫妻。SF作家の林譲治氏、それに私。
ユナイテッドのエコノミーシートは、これでもかというほど間隔が狭い。8時間は疲れそう。

ともかく、2003年8月18日成田を飛び立った。
ユタの道路沿い風景
ユタからワイオミングへの道路沿い風景