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手前:カマラサウルス、奥:マメンキサウルス
ゾーン:3
 モリソン層の生き物たち −巨大恐竜を育んだ環境
 「恐竜山脈出現」というコピーどおり、山脈のように多くの竜脚類骨格が並びます。恐竜が最も巨大化した後期ジュラ紀(1億6120万年前〜1億4550万年前)を代表する世界最大級の竜脚類、スーパーサウルスをはじめ、ディプロドクス、カマラサウルスなど、北米モリソン層から発見された巨大竜脚類の繁栄の軌跡をたどります。

 モリソン層と同時期のポルトガルの地層から発見されたカマラサウルスと近縁のロウリンハサウルスも展示し、後期ジュラ紀の北米とヨーロッパではよく似た種類の恐竜が繁栄していた可能性をうかがわせます。特殊な環境によって大きくなれなかったとされる恐竜、エウロパサウルスも展示。

 あわせて、竜脚類巨大化の起源ともいわれる東アジアで生息していた恐竜、マメンキサウルス、シュノサウルスなども展示します。
 また、植物食恐竜を捕食していたアロサウルスやケラトサウルスなどの肉食恐竜も展示し、大型化していく獣脚類の姿を紹介します。