南極三畳紀の地層から体長5.5mの切椎類　9.17.08
　ユーレカアラート　サイエンスデイリー　ナショナルジオグラフィック
　約2億4千万年前、南極Gordon Valley の上部Fremouw層からWilliam R. Hammerが
　1986年に発見した標本AMNH FR 24419 が記載されました。今月発行のJVPに載る
　ようです。
　Kryostega collinsoni と命名されているそうです。

　切椎類Temnospondyli の新属新種です。
　推定体長5.47mというと、かなり大型ですね。標本には口蓋天井に大きな歯が並ん
　でいます。普通の切椎類の口蓋歯は、もっと小さいのだそうです。この動物が獰
　猛な捕食者だったことが示唆されます。
　参考：Christian Sidor 同ラボ
　　　　Antarctic Vertebrates
　　　　Transantarctic Vertebrate Paleontology Project