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米ワイオミング州で泳ぐ恐竜の足跡発見 10.18.05
 米地質学協会年会での発表です。コロラド大Boulder校の研究者、Debra Mickelsonによります。
 1億6千5百万年前、ワイオミングを覆っていた内海、サンダンス海の海岸に、二本足の恐竜の足
 跡がついていたというのです。この足跡は、体高6フィート(約183cm)、ダチョウ程度の獣脚類
 (恐らくコエルロサウルス類)としています。
 これはワイオミングでジュラ紀中期(Bajocian Gypsum Spring 層)から発見された唯一の泳ぐ恐
 竜の証拠だそうです。
 足跡は全部ついたものから、だんだん爪先のみついたものに変化していて、浅瀬からだんだん
 深いところに移動したことを示しています。また、ワニや海生のゴカイなど?のムシの足跡も
 含まれる、多くの足跡の中にありました。また、いろいろなサイズのものがありました。
 Mickelsonによれば、恐竜は集団で目的を持って、恐らく捕食のために海に泳いで行ったのだろ
 うということです。
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