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インドネシアで身長1mの新種Homo属骨格 10.28.04
  A new small-bodied hominin from the Late Pleistocene of Flores, Indonesia
  P. BROWN, T. SUTIKNA, M. J. MORWOOD, R. P. SOEJONO,  JATMIKO, E. WAYHU SAPTOMO & ROKUS AWE DUE
  ネイチャー10月28日号 Nature 431, 1055 - 1061 (28 October 2004)

  インドネシア・フローレス島で、新種Homo属骨格が発見されました。
 成人女性骨格ですが、身長1m、脳容量380cm3です。これは最も小さいア
 ウストラロピテクス類と、それぞれ同程度かさらに小さいそうです。
 年代は約1万8千年前。

 Homo floresiensis sp. nov. と命名されています。
 H. erectus (ジャワ原人)から分かれて矮小化していったものとみられて
 います。人類は一般に大型化の道をたどったと考えられてきましたが、
 今回の発見により、人類の進化はより多様であったことがわかりました。
 ヒトの仲間でも島の法則が働いたのですね。
 朝日 読売
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