北京原人の化石 再び出土の可能性 10.20.04
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北京・周口店の北京原人遺跡でボーリング調査を担当しているフランス人
専門家は19日、裴文中(1929年に北京原人の頭蓋骨化石を発掘した考古学
者)生誕百年と北京原人頭蓋骨化石初出土75周年を記念した国際古人類学
術シンポジウムで「工事技術作業員がボーリング調査の過程で赤い粘土を見
つけた。ボーリング先端のマイクロビデオカメラで地下の空洞を撮影した」と語っ
た。こうした状況はいずれも、以前行った電磁物理探測結果から、周口店にま
だ発掘されていない古人類の活動跡が存在することを示している。 フランス電
力公社(EDF)考古探査プロジェクト担当のポール・ブライ氏は「中国科学院古
脊椎動物・古人類研究所とEDFが共同で行った探査活動は、もともとは15―30
メートルの穴9つを開ける計画だった。しかし最近になって、竜骨山西坡の北側
で感知した場所で再び穴を開けることに決めた。北側で感知する電磁波信号が
非常に強いためだ。最終調査結果は来月提出されるボーリング調査報告を待た
なければならない」と述べた。
(編集ZX) 「人民網日本語版」2004年10月20日