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鳥類の起源と早期進化:化石証拠による発見、論争および展望 9.09.04
 The origin and early evolution of birds: discoveries, disputes, and perspectives from fossil evidence
 Zhonghe Zhou(周忠和)
 Naturwissenschaften ISSN: 0028-1042 (Paper) 1432-1904 (Online) DOI: 10.1007/s00114-004-0570-4

 レビューです。
 アブストラクトほにゃ訳
 鳥類の起源と早期進化に関する研究は、過去10年間ほど、大きな興奮と公共の
 注意を起こしたことがない。鳥類と恐竜の良好に保存された豊富な新しい化石
 は、鳥類の恐竜起源、鳥類飛行の樹上起源および、羽ばたき飛行以前の羽毛の
 起源について空前の新しい証拠を提供した。中生代鳥類群は2つの主要な系統
 に含まれる:有力な絶滅したグループ、エナンティオルニス類と真鳥類だが、
 それから幾つかのより基盤的な分類群と同様に全ての現生鳥類が生じた。白亜
 紀の鳥類は、魚食および種子食を含む様々な古生態的ニッチに広がった。初期
 鳥類間の、顕著なサイズと形態の差異、および滑空から力飛行に至る飛行能力
 の多様性は、前期白亜紀鳥類の多様化を強調する。しかしながら、現生鳥類の
 グループが中生代起源を支持する証拠はほとんどない。それにもかかわらず、
 これらの発見の多くを論争と討論は囲んでいる、そして、これら新発見の意義
 に、よりよい評価が与えられるには、さらに詳細が必要である。