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Ankylosaurus magniventris 再記載 8.12.04
  Redescription of Ankylosaurus magniventris Brown 1908 (Ankylosauridae)
  from the Upper Cretaceous of the Western Interior of North America
  Kenneth Carpenter
  Can. J. Earth Sci. 41: pp.961-986 (2004)

  Ankylosaurus はご存知のように、白亜紀後期の北米に生息していた、鎧
 竜で、アンキロサウルス科で最大の属です。
 ずいぶん有名な恐竜なのに、詳細な記載は今までされていなかったようです。
 今回、CarpenterはAMNH 5895, AMNH 5214 などの標本を用いて再記載を
 行っています。

 大きさは今まで言われているより小さいでしょうか。本論文では体長6.25m
 体高1.7m(NMC 8880)、体長5.4m 体高1.4m(AMNH 5214)となっています。
 復元図も載っているのですが、装甲がこんな配列で尾までついていたんだ
 と、認識を新たにしました。パンテオンでは菅谷さんのイラストを載せていま
 すが、多少の修正は必要になるのかも。