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仏、ノルマンディーの中期BATHONIANからのメガロサウルス類発見
 および基盤的テタヌラ類の系統に及ぼすその影響 10.27.02追加
 DISCOVERY OF MEGALOSAUR (DINOSAURIA, THEROPODA) IN THE MIDDLE
 BATHONIAN OF NORMANDY (FRANCE) AND ITS IMPLICATIONS FOR THE
 PHYLOGENY OF BASAL TETANURAE
 RONAN ALLAIN
 Journal of Vertebrate Paleontology: Vol. 22, No. 3, pp. 548-563.
 私はここに、仏北西部、Calcaire de Caen 層産の、これまで知られたうち
 もっとも完全なメガロサウルス科頭骨を報告する。この標本は、新種を表す
 が、Poekilopleuronに疑わしく帰属される。その標本には、殆ど完全な、その
 低い外側面により特徴付けられた、装飾されていない頭骨がある。その歴
 史的意義に加え、基盤的獣脚類の系統と生物地理を復元するのに極めて
 重要な追加形質を備えている。Poekilopleuron? valesdunensis 新種は、
 Eustreptospondylus および Afrovenator と近縁であり、メガロサウルス科
 の中で Torvosaurus と統合される。メガロサウルス科はアロサウルス上科
 より派生していないようだが、スピノサウルス科と類似するように見え、それ
 とともにネオテタヌラ類の姉妹群を形成する。提起された系統分析からは、
 二つのこれまで認識されていなかった、肉食恐竜の主要な放散を、仮説する。