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中国浙江省から発見されたティタノサウルス科恐竜 11.15.01
  浙江江山白亜系一新的蜥脚類恐竜
  A NEW SAUROPOD DINOSAUR OF CRETACEOUS FROM JIANGSHAN,
  ZHEJIANG PROVINCE
  唐烽、康熙民、金幸生、魏豊ほか
  古脊椎動物学報第39巻第4期
  VERTEBRATA PALASIATICA Vol.39 No.4 pp.272-281


  浙江省江山県礼賢郷白亜紀前期金華層(Albian 約1億500万年前)から
 発見されたティタノサウルス科恐竜の記載です。同科として中国で初めて
 記載されたものだそうです。
 Jiangshanosaurus lixianensis gen. et sp. nov.(礼賢江山竜)
 属名、種名とも化石産地名からです。
 
 比較的完全な左肩甲烏口骨、5個の中部および後部胴椎骨、両側の恥骨
 および坐骨の部分、3個の尾椎骨および大腿骨幹の一部が保存されてい
 ます(浙江自然博物館M1322)。

 肩甲烏口骨はAlamosaurus に非常によく似ているそうでうす。また、胴椎骨
 と中部尾椎骨はマメンチサウルス科に似ているそうです。