ギガノトサウルスは最大時速50kmで走った 10.8.01
ACTA PALAEONTOLOGICA POLONICA 46 (2) では、脊椎動物の生
体力学と古生物学をテーマにしています。その一つに、
A new approach to evaluate the cursorial ability of the giant theropod
Giganotosaurus carolinii R. Ernesto Blanco and Gerardo V.
Mazzetta
があります。これまでその走行速度は大腿骨の強度から限られて見積もら
れていたが、むしろそのステップによってもたらされる身体ゆらぎから平衡
に戻る許容範囲によるべきとしています。
股関節の動きとバランスを失わない許容範囲から最大スピードを秒速14m
としています。