始祖鳥最大標本を新属新種に 9.29.01
A new genus and species for the largest specimen of Archaeopteryx
Andrzej Elzanowski Acta Palaeontologica Polonica 46, 4, 519-532
始祖鳥の第6標本、ゾルンフォーフェン標本(レプリカ)は、当初コンプソグ
ナトスとされていましたが、体のわりに手が大きいことや後に羽毛のあとが
わかって始祖鳥Archaeopteryx lithographica と記載されたものだそうです。
この報告では、Wellnhoferia grandis gen. et sp. n. と記載されています。
とくに、Archaeopteryx に対して、16-17個と見積もられる尾椎骨は短い、
第2-第4中足骨や足指のパターンが対称になっている、大型のサイズと後
肢のディテールの組み合わせからArchaeopteryx とは異なった運動の特殊
化を示唆するとしています。
参考:Morrison Natural History Museum
Fossil co. com.