モンタナで発見されたB-REXは新しい知見をもたらす 8.27.01
23日付けのニュースです。
米モンタナ州、ロッキー博物館のジャック・ホーナーらが同州ヘル・クリーク地
域で多数のT-REX化石を発見してことは既報してあります。これはその続報
になります。
彼らは約6,700万年前の地層から3体のT-REX化石を発見しました。発見者の
イニシャルをとり、それぞれB-Rex, F-Rex それに G-Rexと呼ばれています。
うち、B-Rex は頭蓋骨、後肢、肋骨、椎骨が発見されているそうです。これら
3体の化石は幼体から成体まであります。
ホーナーは、これらの化石からT-REXが何歳くらいで死んだのか、また長い年
月のうちにどう変化したのかを明らかにすると話しています。T-REXの成長お
よびこれら3体の年齢を明らかにしたいとしています。
また、彼らはティラノサウルス類のダスプレトサウルス幼体の90%完全な骨格
も発見したそうです。ホーナーはT-REXはダスプレトサウルスから進化したとし
ています。この骨格、特に頭蓋骨の研究により、彼の持論T-REXは腐肉食者
だったことをさらに明らかにしたいとしています。
なお、ディスカバリーチャンネルでは
MSNBCニュース ディスカバリーニュース
参考:Valley of the T.Rex
米ディスカバリーチャンネルで9月放送予定。発掘ドキュメンタリー