トロオドンの大きな眼は極地方で役だった12.20.00
小型の獣脚類トロオオドンは、その大きさの割に大きな眼をしているそうですが、
それが極地方で利点として役立ったと、ダラス自然史博物館のAnthony Fiorillo
は
考えています。JVPの最新号に論文が掲載されたそうです。
トロオドンの化石は非常に稀で、歯1本見つかるのも大変な苦労の末らしいのです
が、アラスカのコルヴィル川流域では地面に散乱といっていいほど見つかるのだそ
うです。
トロオドンは元々低緯度地域でも薄暮れ、夜間に獲物を襲っていたが、極地方では
冬季の闇でも獲物を襲えたと、彼は考えているそうです。
ナショナルジオグラフィックニュース