群馬県安中市で発見された1,200万年前の化石6.12.00
  6月10日付の朝日新聞青鉛筆に掲載されていたのですが、ネット上でこの
 ニュースを見つけられませんでした。読売新聞6月8日付けにより詳しく掲載
 されています。
  今年1月に地元の収集家が安中市内を流れる碓氷川で発見されたものだ
 そうです。
 肋骨、上腕骨、骨盤、大腿骨ほかが発見されています。
 ハクチョウの仲間の化石で、姿形はコハクチョウに近く、体長1m程度、しかも
 ひじから先の翼の骨は退化していること、また翼を動かす筋肉の付く胸骨も
 やや薄いことなどから、恐らく飛べなかったそうです。
 6月24日(土)〜25日(日)に開催される日本古生物学会第149回例会プログラ
 ムに、「群馬県安中市の中新統・原市層から”飛ばなくなった”大型ガンガモ
 類の発見」 という標題があります。詳しいことはそこで発表されるでしょう。