アーケオラプトル続報1.22.00
ナショナルジオグラフィックは、アーケオラプトルをCTスキャンし、Xu
Xinの主張が正しかったことを認めたようです。同誌3月号で、このこと
に関する情報を載せるそうです。
一方、尾部分のミラーイメージ(シノサウロプテリクスのように、一つの
岩を割ると化石が両側に鏡象のように分かれるのでしょう)の片割れ、
北京のドロマエオサウルスは、Xuによれば新種のようですが、これ
も彼が記載論文を今年後半にネイチャーに掲載するまで詳しい情報は
出てこないようです(羽毛はあるようです)。
では、尾を除いたトリのような部分は何なのか?スティーブン・ツェル
カスは尾が無くても重要な発見だと言っています。こちらについても素
性をよく研究する必要があるのでしょう。もしかしたら、重要な標本が2
つ組み合わせられていたことになるのかも。
ヤフーニュースライン(AP)
CNNニュース(AP)
infoBeat(AP)
ディスカバリーオンラインカナダ
ナショナルジオグラフィックニュースでは、当初、恐竜とトリの間のミッ
シング・リンクと考えられた標本が、さらに綿密な研究により、二つの
化石が組み合わされていることがXu Xinにより発表され、ナショナル
ジオグラフィック協会がCTスキャンで確認した事が報道されています。
同協会によればこの化石は、非常に重要な1億2千500万年前の化
石の組み合わせであり、今後も同化石の研究を支援するそうです。