ほとんど完全なT-REX幼体化石発見12.1.99
米サウスダコタ州Belle Fourcheで'98年夏に発掘された化石が、
75から90%と見積もられる、ほとんど完全なT-REX幼体化石である
ことが30日発表されました。
この化石は先ごろ亡くなったヒューストン在住のアマチュア古生物
学者Mike Harrellのチームにより発見されたそうです。化石は、その
一員である(ほかのニュースソースではリーダーとしてある)牧場主の
Ron Frithiofのラボで骨惜しみなくクリーニングされているそうです。
といってもまだ岩の中の部分が多いようですが。
さらに、ニックネームはFrithiofが”Tinker(いたずらっ子)”と名づけて
います。
この化石を見たロバート・バッカーは次のように言っています。「この
発見には本当に驚かされた!世界中でも有名な恐竜の子供時代へ
の窓を手に入れようとしているのだから。」
さらにバッカーによれば、時代は約6,600万年前、体長は成体の1/4
あまり(彼によれば「その父ちゃんの」)、体重はおおよそ540kgから
680kg、尻尾の先から鼻面まで約7mと推定されるそうです。
いくつかの癒合していない脊椎骨により、幼体であることは明らかだ
そうですが、一方その歯は「頑丈な骨も噛み砕く100%成体のもの」だ
そうです。このことは、大きな獲物を自分で狩ることはできなくても、
その親が狩った獲物を成体と同様にむさぼり食べたことを示唆すると
バッカーは言っています。(トマス・D・ホルツは、「一つの可能性だが
唯一ではない」と言いますが)
ヤフーニュースライン(AP)
ヤフーニュースライン(時事通信)
ABCニュース
BBCニュース
ディスカバリーオンライン
”ティンカー”オフィシャルページ必見!
T-REX幼体、ラボでクリーニング1.31.00
ダラスモーニングニュースです。あのTinkerのクリーニングとエピ
ソードがつづられています。ラボの写真が3点あります。