サイエンス誌、2014年の10大ブレークスルー 12.19.14
  ユーレカアラート(日本語) 動画
  うち1つに「恐竜から鳥への移行」が選ばれています。
 恐竜から鳥への移行:今年、初期の鳥類や恐竜の化石を現存の鳥類と比較した一連の
 論文が発表された。これにより、いかにしてある種の恐竜の系統が小型で体重の軽いボ
 ディプランを発達させ、それにより、多くの種類の鳥類へと進化して、約6千6百万年前の
 白亜紀末期に生じた大量絶滅を生き延びたかが明らかにされた。

ニュートン1月号 12.01.14
  Focus ついに姿が明らかに! 50年間謎だった恐竜 として、穂別の恐竜特集が
 組まれています。また、Topicに恐竜の姿がよみがえるまで【試し読み】「穂別恐竜」
 の発掘と「丹波竜」の復元を追うがあります。これは読んでみなければ!
 参考:苫小牧民報

日経サイエンス 1月号 11.25.14
  化石を探すGPS
  衛星画像をコンピューターで解析して人間には見えないパターンを探り出し、化石
 がありそうな場所を地図に表示するシステムが開発され、成果を上げているそうで
 す。

ナショナルジオグラフィック日本版 9.29.14
  10月号の特集、なんといっても「白亜紀の王者スピノサウルス」これは目を通さ
 なければ!

子供の科学10月号 9.10.14
  90周年記念特大号になっています。特別付録 特製両面ポスター 覚え方付き!
 元素周期表&KoKaが見てきた科学史90年年表。

 特集 未来をになうキミたちへの宿題だ!90年科学の謎未解決ファイル
 この中には、土屋健さんが執筆した「最初の生命問題」、「ティラノ前脚問題」、
 「生物の絶滅問題」、「地球の中問題」も含まれています。

そしてペンギンだけが残った 6.26.14
  日経サイエンス2014年8月号
 数千万年前に誕生した泳ぐ鳥類は,海生哺乳類との競争に敗れ姿を消した
 という、ショッキングな内容です。

PANGEA 6.25.14
  スペイン語なので、スペインで発行なのか、南米が本拠地なのか…
 恐竜・古生物雑誌で、第1号が出たばかりです。長続きするといいけれど。
 フェイスブックもあります。

週刊 地球46億年の旅 1.23.14
  朝日新聞社から今日創刊です。地球の起源からその未来まで50冊のシリーズです。
 恐竜の登場する中生代は第21号から第32号まで。創刊号は380円、2号からは590円
 です。

雷鳴 1.17.14
  コミックナタリー
 モーニング7号に巻頭カラー付38ページで掲載されています。星野之宣作。
 SF漫画の巨匠が、1億5千万年前の“史上最大級の生物”の謎に挑みます。
 竜脚類の"天敵"とは?・・・意外な真相?

日経サイエンス10月号 8.26.13
  特集 大絶滅と復活
  「古生代末に何が起きたか」東大、磯ア行雄教授の仮説「プルームの冬」説をとりあ
 げています。。地球中心部から表層環境に至る全領域において1000万年以上かけた
 大変動が起こり,寒冷化と温暖化が繰り返される中で大絶滅がもたらされたというも
 のです。
 日本経済新聞 東京大学磯崎研究室

ニュートン10月号 8.26.13
  FOCUSに、 「恐竜のヨロイ」のつくり方を解明 協力 林 昭次  があります。
 7月25日に発表された「体の骨を溶かして鎧を作った恐竜―骨の内部組織が明らかに
 した、鎧竜類の特殊な成長様式と進化―」に基づく解説でしょう。
 大阪市立自然史博物館新着情報 同プレスリリース
 Stein M, Hayashi S, Sander PM (2013)
 Long Bone Histology and Growth Patterns in Ankylosaurs: Implications for Life
 History and Evolution.
 PLoS ONE 8(7): e68590. doi:10.1371/journal.pone.0068590

日経サイエンス 4月号 2.26.13
  眠りから覚める古代DNA
  マンモスの血液中にあったのと同じ形態と機能を持つヘモグロビンを作り出し,その働き
 を調べることで,マンモスが寒冷環境に耐える秘密の一端を明らかにしています。

科学 11月号 11.03.10
  特集 恐竜の進化とその時代
  中生代の気候変動と酸素濃度 田近英一
  鳥類に至る呼吸器の進化    平沢達矢
  恐竜学の現在と近未来      真鍋 真
  海洋無酸素事変          大河内直彦・黒田潤一郎
  [コラム]
  花はいつ、どこで咲いた?    山田敏弘
  日本の恐竜研究          大橋智之

祖先はアフリカ南端で生き延びた 9.25.10
  日経サイエンス11月号 ダイジェスト
  人類の祖先は、約19万5千年前から7万年間続いた氷期の間に、数百人程度がアフリカ南
 端で細々と暮らす程度にまでなったことがあったそうです。ボトルネックを抜けて今では70億
 近くになっていますが。
 なぜ、アフリカ南端で生き延びられたのか、環境面と祖先の能力の面から解説しています。

恐竜世界にいた鳥 8.30.10
  日経サイエンス 10月号
  最近の化石の発見や現生鳥類のゲノム解析から、新鳥類は6550万年前以前
 から登場していたらしいことが明らかになっています。新鳥類はなぜ絶滅を免れ
 て生き延びたのでしょうか。

Xu Xing: Unearthing how dinosaurs became birds 3.08.10
  ニューサイエンティスト2010年2月号
  徐星がPhil McKennaのインタビューにこたえる形で。恐竜に興味を持ったきっかけ
 から、現在の研究まで。現在4種類の恐竜記載公刊がひかえ、1つは北米以外から
 産出したケラトプス科だそうです。
 参考:中国科学院古脊椎動物与古人類研究所ニュース

少年チャンピオン新連載 12.09.09
  10日発売の週間少年チャンピオンから、所十三さんの新連載が始まります。
 「AL」ーthe white triceratopsーというアルビノのトリケラトプスの物語。第1話は
 58ページ、巻頭カラーです。期待できる内容ですよ。

ムー 8月号 7.28.09
 最新サイエンス・レポート/文=黒田祐太 新生代に恐竜は存在した!
 ムーに載る文章の中では、まともに新生代に恐竜がいたかどうか論じています。

月刊化石コレクション 6.09.09
  朝日新聞社が8月7日(金)創刊する全12号のサイエンスマガジン。
 1号ゴニアタイト、2号直角石、3号アンモナイト、4号モササウルスの歯
 5号サメの歯、6号恐竜の歯、7号三葉虫、8号ストロマトライト、9号巻貝、
 10号腕足類、11号珪化木、12号琥珀
 毎月7日頃発売、定価各1,800円 出版数は限りがあるようです。

ニュートン6月号 4.27.09
  SUPER VISION 卵を抱いたシーラカンス
  南半球で栄えた恐竜たち 超大陸ゴンドワナに君臨した12種を一挙紹介
  パレオントグラフィ 史上最大の陸上哺乳類 インドリコテリウム

日経サイエンス 3.25.09
  5月号「コウモリへの飛翔」
  コウモリの飛翔の起源を示す祖先種、オニコニクテリス・フィネイ(Onychonycteris
 finneyi
)の研究から。滑空の合間にたまに羽ばたく「滑空はばたき飛翔」をしていた
 と推測されるそうです。また超音波を使うエコロケーションに必要な耳骨の構造を、
 まだ持っていなかったそうです。

milsil(ミルシル)第8号 3.05.09
  特集  恐竜学のいま
   ・恐竜学の歴史、そしていまどこまで進んだのか?
      ・・・真鍋 真(国立科学博物館地学研究部研究主幹)
   ・恐竜たちのいま・むかし
      こんなに変わった恐竜たちの姿
   ・恐竜進化の読み解き方
      ・・・對比地 孝亘(日本学術振興会特別研究員)
   ・恐竜を最先端テクノロジーで探る
      ・・・大橋 智之(東京大学生産技術研究所博士研究員)
   ・なぜ恐竜は絶滅したのか?
      ・・・マイケル・ベントン(英ブリストル大学古脊椎動物学教授)
  国立科学博物館ミュージアムショップのほか、
  ジュンク堂書店 池袋本店(東京都豊島区南池袋2-15-5)、
  明正堂アトレ上野店(JR上野駅内)でも販売しています。400円(税込)

ニュートン4月号 2.26.09
  カメはいつから甲羅をもっている? 「防御」に特化した2億年の進化
  最古のカメから現代のカメまで2億年をこえる進化の歴史を紹介しています。
  平山廉先生協力

日経サイエンス4月号 2.26.09
  特集 進化する進化論 「種の起源」から150年
  ヒトの進化についていくつか興味を引かれる記事があります。
  ニューススキャンの欄には「もしもしカメさん、甲羅はどこから?」。ニュートンと
 あわせ読むと、より理解が深まるかも。
 愛読者アンケートを出した方で希望者の中から5組10名に大恐竜展の招待券
 プレゼントあります。

日経キッズプラス4月号 2.20.09
  sarsaさんの情報。15年後のハローワーク「古生物学者の仕事」
 平山廉先生のお仕事の紹介だそうです。

悠+(はるかプラス)9月号 9.04.08
  ぎょうせいが出版する、教育総合誌です。仕事師たちの群像 第18回
 「技術と想像力で”よみがえる”恐竜たち」
 特殊造形物(巨大からくりロボット)製作者 森藤弘美さん(郡上ラボ設立者)を紹介して
 います。歯科技工で身につけた技術、鉄工所経営で培ったノウハウで恐竜づくりへ

Pen 5月15日号 5.03.08
  総力特集・完全保存版 少年の夢を探し求めて、恐竜の世界へ 550円(税込)

スミソニアンマガジン2008年5月号 5.03.08
 Where Dinosaurs Roamed と題して、マーシュやコープの時代から、モリソンの発掘
 について解説し、近年モリソン自然史博物館による恐竜足跡発掘などを紹介してい
 ます。同博物館によるステゴサウルス幼体の足跡発見が2006年、ニュースになり
 ました。

D-ZOIC 連載スタート 4.12.08
  ディーゾイックと読みます。竜の国のユタ、第二部です。週刊少年チャンピオンで。

週刊文春4月17日号 4.12.08
  和田誠のイラスト恐竜。4月17日は恐竜の日だからだそうです。
 誰が決めたのか、1923年、アンドリュースがゴビに向けて北京を出発した日。
 でも、アンドリュース隊の当初の目的は古人類化石だったはずだけど・・・

milsil(ミルシル)創刊 1.29.08
  国立科学博物館が、これまでの「科博ニュース」にかわって創刊した自然と科学の情報誌で
 す。年6回刊行、税込400円。A4版32ページ、オールカラーです。
 創刊号では3月18日から開催されるダーウィン展を先取りし、進化が特集されています。
 第一部:ダーウィン・生物の進化をめぐる旅
 第二部:ガラパゴスのいま  系統と進化の謎に迫る6人の研究者たち

週刊「かがくるアドベンチャー」 1.29.08
  養老孟司総監修。朝日新聞社の小学生向き学習誌です。4月3日創刊。毎週木曜発売、全
 48冊。定価490円(税込)創刊号は290円。
 創刊号表紙を見ると、「恐竜?怪鳥?! 翼竜がやってきた!!」という見出しが目をひきます。
 翼竜展も東京での開催が近づきましたからね。
 連載小説「恐竜ががくれた夏休み」。はやみねかおる氏の冒険ファンタジー小説です。
 「日本史びっくり新聞」や算数脳を鍛えるパズル、「ひらけ!ことばの宝箱」もあるので、理科を
 メインにしつつも、各教科に目配りをした点が、前「かがくる」シリーズと異なる点なのでしょう。

Nature Geoscience創刊号 1.24.08
  無料公開されています。
  その中には「オルドビス紀生物多様化大事件と関連した小惑星の分裂」という論文もありま
 す。4億7千万年前に大きな小惑星が分裂し、その破片が地球に降り注いだ時期に、オルドビ
 ス紀の生物多様化事件はおこったのだそうです。
 Birger Schmitz et al 2008
 Asteroid breakup linked to the Great Ordovician Biodiversification Event
 doi:10.1038/ngeo.2007.37

奇妙な恐竜たち大集合! どうしてそんな姿形になったのか? 12.07.07
  日経ビジネスオンライン
  ナショナルジオグラフィック日本版編集長が「奇妙な恐竜たち」を紹介しています。

国立科学博物館ニュース廃刊 11.26.07
  2007年12月号 第464号で廃刊です。来年1月からは隔月で科学雑誌「milsil」(A4
 36ページ)と科博のイベント情報を中心とした「広報リーフレット」(A4 4ページ)が創刊
 されるそうです。

ニュートン 11月号 9.25.07
  大空の覇者 「翼竜」 恐竜時代,空に進出した爬虫類の素顔
  最新の研究成果から,翼竜の素顔にせまる。 37種の翼竜を20分の1の等縮尺で復元した
 翼竜図鑑も掲載とのことです。

日経サイエンス2007年10月号 8.28.07
  「ネコがたどってきた1000万年の道」
  ネコ科動物の1100万年の進化史。

少年チャンピオン31号 6.28.07
  所十三氏のブログによれば、『プレヒストリック・パーク』のDVD BOX(3枚組6話収録)を
 15名にプレゼントだそうです。

日経サイエンス 6.25.07
  2007年8月号 アンデスの失われた哺乳類
  チリ中部のアンデス山脈地域から発見された哺乳類化石は、同年代の他地域から
 見つかっていない哺乳類が殆どで、南米の哺乳類系統の不明な部分に光をあてる
 ものだそうです。
 NEWS SCANでは、恐竜のコラーゲンに関する研究が紹介されています。

ニュートン 5月号 4.02.07
  紹介が遅れました。「「進化史上の大事件」 進化のビッグバン
  カンブリア爆発を扱っています。

ニュートン別冊 恐竜の時代 4.02.07
  価格2,415円(税込)
  1 肉食恐竜の世界、2 巨大恐竜の世界、3 大陸別恐竜マップ、5 古生物と恐竜研究の
 最新情報。ニュートンで特集された記事の再録ものです。

日経サイエンス 5月号 4.02.07
  マダガスカル事件簿 謎の恐竜大量死を追う
  
週刊少年チャンピオン 1.25.07
  No.9号は、竜の国のユタが表紙+巻頭23ページカラーです。
 新展開 ユタ幼少編 近づいてはいけないと言われている洞くつに竜神様を見にいくことになった
 ユタとその友達に…!?
 ストーリーの設定など裏ばなしは、所 十三の「恐竜漫画描いてます」 を!所十三氏、最近はキー
 ボードにもずいぶん慣れたようで、頻繁に書き込んでいます。

日経サイエンス 1.25.07
  2007年3月号 「猿人ルーシーの子ども」
  ルーシーの発見地からわずか4km離れたディキカで発見された、アウストラロピテクス・アファレン
 シスの幼児化石について

竜の国のユタ 11.30.06
  週刊少年チャンピオン2007年1号発売。 表紙&巻頭カラーで22ページです。
 池袋ミネラルショー会場でのサイン会情報も載っています。16,17両日とも先着100名。詳細は
 チャンピオン誌をご覧下さい。
 単行本第1巻は12月8日発売です。税込410円。
 

アファール猿人:330万年前の女児の顔を復元 10.27.06
  毎日新聞
  ナショナルジオグラフィック協会が復元。推定3歳のアファール原人。11月の特集になっています。
 ナショナルジオグラフィック フィーチャー Dikika Baby
  このうち、Multimedia: Eyes of a Childで、復元画像を回転させて見ることができます。
 日本版ナショナルジオグラフィックでも同じ画像を見ることができます。11月特集

SPA! 10.04.06
  高井さんの情報です。 スペシャル企画 西原理恵子短期連載 「モンゴルで恐竜発掘]できるかな」
 マンガで北京の様子と発掘現場へ向かう列車の中が紹介されているそうで。
 実際にはモンゴルはこの季節かなり寒くなるので、同時進行ではないかも。

週刊少年チャンピオン 8.30.06
  8月31日発売、No.40から、所十三作「竜の国のユタ」連載開始です。恐竜世界大暴走特大号!! と宣
 伝しています。

ムー9月号 8.31.06
  所さんなら、こういうのを信じちゃいけないと言いそうです。恐竜オーパーツ。ナスカの地上絵にT-REX
 が?
 次号予告を見ると2億5千万年前に人類生存の記事も。

週刊少年チャンピオン 8.06.06
  No.36+37号 恐竜特集が始まっています。3週続くとか聞きましたが
  ★恐竜博士・所十三先生の恐竜特捜隊!!★
  漫画界の恐竜博士・所十三先生が、 今大ブームの恐竜の魅力をカラーで大紹介!!
  この夏、恐竜が熱い!!

週刊少年チャンピオン 8.06.06
 所十三の新連載 「白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ」 No.40 8月31日発売号から連載です!
 ポスターはトップ右端を見てください。クリックすると大きな画像になります。

ナショナルジオグラフィック日本版2006年7月号 6.30.06
  紹介をもらしていました。「恐竜の楽園ゴビ砂漠」富田京一
  中国内蒙古自治区における発掘・研究と太古のゴビ再現。

生物の科学 遺伝 2006年7月号 6.26.06
  7月号 特集 「アンモナイトの古生物学」
  アンモナイトの比較解剖、進化、形態、絶滅、古生物地理など、いろいろな面から特集しています。
  トピックスには、「フタバスズキリュウは首長竜の新種だった」 佐藤たまき もあるそうです。

ニュートン 2006年8月号 6.26.06
 これでもかという盛りだくさんの恐竜特集が50ページにわたります。
 ・スーパーサウルスと巨大恐竜全100種類pp.30-71
  300号記念第2弾の40ページにわたる特集です。100種類目は、6月8日号のネイチャーで発表さ
  れたばかりのEuropasaurusです。
 ・ケネス・カーペンター博士インタビュー「スーパーサウルスをいかによみがえらせたか」pp.72-75
  最新の研究に基づく復元について
 ・読者参加企画 竜脚類Q&A pp.76-79
  16問の読者からの質問を研究者にたずね、まとめてあります。
 
 付録として、スーパーサウルスの全身ではなく、頭部復元実物大イラストがついています。

 なお、34ページ(ジュラ紀後期の北米の光景イラスト)右下にある、中生代の年代に一部誤りがある
 旨、連絡がありました。
 (誤)ジュラ紀:2億年前〜1億6100万年前
 (正)ジュラ紀:2億年前〜1億4600万年前

日経サイエンス 2006年8月号 6.26.06
  さりげなく?世界の巨大恐竜博2006関連
  「恐竜の巨大化と哺乳類の進化」pp.74-79 坂本志歩(サイエンスライター)
  恐竜が巨大化できた謎を探るとともに哺乳類が進化した理由も追求しています。

新潮45 2006年6月号 5.18.06
  達人対談 恐竜の達人……冨田幸光×ビートたけし
  10ページにわたり、自由に話題が展開していきます。たけしは昔「万物創世記」で司会して
 いたので、 その頃の知識がいくらか残っているのでしょう。質問はそれほど的外れではあり
 ません。一般向けですが、立ち読みで楽しめるでしょう。

ニュートン5月号 3.27.06
 謎多き海のモンスター「クビナガリュウ」
 体長の半分が首!? 恐竜時代の海の主役 協力 香川大 仲谷英夫
 恐竜時代,海の生態系の頂点にいたクビナガリュウ。その生態や食生活,進化にせまる。
 「のび太の恐竜 2006」も、これを読んでから見ると、古生物学的に楽しめるでしょう。

日経サイエンス 1.25.06
  2006年3月号「魚から四肢動物へ 見えてきた上陸前後の変化J. A. クラック
  p.52〜61 冨田幸光訳
  最初に生じた変化は、移動ではなく呼吸に関してだったらしいそうです。肺呼吸するた
 めに、頭部を持ち上げるために前肢は使われたということのようです。

ニュートン 1.25.06
  3月号はパレオントグラフィ以外、恐竜ネタはなさそう。アンキロサウルスです。

月刊「コミックボンボン」2月号  1.16.06
  高井さんの情報によると、今月号は、120ページの恐竜特集。
 懐かしい「ゴン」の他にも、恐竜が登場する新連載が、始まっているそうです。

週刊新潮1月5・12日新年特大号 12.28.05
  「中国の刑務所」で正月を迎える「化石を密輸」した日本人
  ワイド男と女の「地獄の日々」の1項。先ごろ懲役5年の判決が出た日本人
 の事情。同じ事件といっても中国側の報道と週刊新潮の記事と・・・いろいろ
 見方は分かれるようです。

ニュートン2月号 12.26.05
  「3億年を生きぬいた三葉虫の世界」
  10ページにわたり、25種の奇抜な形の三葉虫を写真で紹介しています。
 協力:静岡大鈴木雄太郎助手、国立科学博物館

日経サイエンス2月号 12.26.05
  「原始の地球はすぐ冷えた?」
  ジルコンの結晶を調べると、44億年前には十分冷えていたと考えられる
 のだそうです。

サイエンスウェブ2月号 12.26.06
  「恐竜から鳥へ 進化の道筋」 真鍋 真
 中華竜鳥やミクロラプトル・グイなど羽毛恐竜の発見による恐竜から鳥への
 進化の道筋を検証。

科学のタマゴ 8号 12.05.05
  荒木一成さん原型制作の、T-REX(1/35)骨格模型キットがついています。
 12月22日ごろ発売予定だそうです。

ニュートン2005年11月号 9.26.05
  人体器官の「起源と進化」
  腸や胃、肺などの内臓から脳に至るまで、人体に備わった器官が進化の
 中でどのように獲得されたか、ビジュアルに解説しています。
 パレオントグラフィはトリケラトプス。角マニアの藤原慎一さんが協力していま
 す。彼はこんどのSVPでもトリケラトプスの前肢の解剖学的構造について発
 表しますね。

日経サイエンス10月号 9.01.05
  紹介遅れました。「恐竜が大きくなれたわけ」ホーナーほか。
 最近の研究成果から、恐竜の成長の仕方を紹介しています。

ニューズウィーク日本版 8.29.05
 くらたこうじさんから。 8/31号の38-45頁に「恐竜の謎がここまで解
 けた」という記事が載っています。
 表紙はシノルニトサウルスです。


ニューズウィーク恐竜再発見 6.22.05
  MSNBCでBuried Treasureという文章を載せています。ここでは
 リンクのみしておきます。

Natural History Magazine 4.28.05
  2005年5月号は恐竜特集。
 "ティラノサウルス類の多様性"MARK A. NORELLと徐星
 "恐竜愛好家の書棚"THOMAS R. HOLTZ JR.
 などをウェブ上で読むことができます。

ニュートン2005年6月号 4.26.05
  p.70-75「ティラノサウルス徹底解剖」トーマス・ホルツと真鍋真お二人による、
 ティラノサウルスに関する最新情報と学説のレポートです

 「頭蓋骨は語る」独協医科大の哺乳類、京大霊長類研究所のサル類、それぞれ
 の頭蓋画像データベースを紹介しています。
 ネット上でアクセスできます
 哺乳類頭蓋の画像データベース(第2版)
 サル学画像データベース

 連載しているパレオントグラフィはスピノサウルス

ニュートン2005年5月号 3.26.05
  地球・生命をかえた 六つの超大陸と五つの古海洋
  内容は、「超大陸」と「古海洋」をキーワードに地球と生命史をひもといてくというもの。
 古生物関係では、パンゲアのリストロサウルス、ローラシアの恐竜、アメリカ動物大交
 流、カンブリアの大爆発、イアペタス海と三葉虫、テチス海と海棲爬虫類、などを扱って
 いるそうです。

日経サイエンス2005年3月号 1.26.05
  アラスカ北極圏にいた恐竜たち
  白亜紀末、アラスカにいた恐竜たち。研究により明らかになったことを
 9ページにわたって紹介。翻訳は科博の冨田幸光先生

日経サイエンス8月号 6.30.05
  紹介が遅れました。サイエンス・イン・ピクチャー 中国大陸に恐竜を探る
 董枝明・徐星両教授に最新事情をインタビューしています。
 チュアンジエサウルスやミクロラプトル・グイの紹介など。ミクロラプトル・グイの
 はばたき飛行の可能性についても

ニュートン12月号 10.26.04
  化石で見る哺乳類繁栄の歴史
  11月にオープンする国立科学博物館新館の化石の写真を使いながら、多
 様な哺乳類の歴史を追うもの。
 国立科学博物館ニュースによると、科博新館展示「陸上を支配した哺乳類」
 では、両生類から進化した哺乳類の遠い祖先から、1万年ほど前に絶滅し
 た地上性ナマケモノまで61種類の絶滅哺乳類が並んでいるそうです。

ニュートン2004年6月号 4.26.04
  「デジタル・ロストワールド計画が進行中 神奈川大学工学部物理学教室宇佐見研究
 室を訪ねて」
 宇佐見義之博士の協力を得て、アノマロカリスやモササウルス、魚竜などの海洋古生
 物の泳ぎを流体力学的に解析するとどうなるか解説しています。アノマロカリスについ
 ては、その祖先の形まで「物理的に」推定しています。
 参考:インターネット自然史博物館
     生物の形の多様性と進化 −遺伝子から生態系まで− (裳華房)
     
日経サイエンス4月号 2.25.04

日経サイエンス2004年3月号 1.26.04

子供の科学2004年2月号 1.26.04

ニュートン11月号 9.26.03
  "恐竜ジオグラフィック" 完全保存版「世界恐竜マップ」&「全103
 種データ」
 28ページにわたって世界各大陸別に年代順に、恐竜イラストとデー
 タを並べています。内容、イラストともにニュートンのレベル。
 わかりやすいと喜ぶ方もいれば、物足りなく思う方もいるでしょう。

DINO2 7.03.03
  モーニング7月17日号掲載。今回はスコミムスとスピノサウルス。
 東北弁もまたおもしろい。
 単行本第2巻( 7月23日)発売記念プレゼントもあります。

Acta Palaeontologica Polonica 48 (2), 2003 7.03.03
  恐竜関係論文が5本のっています。今のところフリーでPDFファイ
 ルのダウンロードができます。Current Issue をクリックすると目次
 がでます。恐竜関係以外にも白亜紀ゴビの哺乳類や白亜紀モロッ
 コの両生類などの記載論文があります。

日経サイエンス2003年7月号 5.26.03
  恐竜の羽が明かす進化の驚異 R. O. プラム/A. H. ブラッシュ
  サイエンティフィックアメリカンでは3月号で掲載。羽毛の進化
 について。進化発生生物学や、古生物学など異なった分野の
 研究が総合されて注目すべき結論が導き出されています。
 羽毛の発生についてスタンダードに理解するのによい特集。
 表紙などの羽毛恐竜イラストは、サノ・カズヒコ氏。
 参考:羽の成長動画(要クイックタイム)
     Dinosaurs take to the airネイチャー2003年1月23日
     プラムによるMicroraptor gui記載論文解説PDFファイル
     サウルス・デザイン
 
大人の科学マガジン 4.15.03
  学研から。大人世代になつかしおもしろ科学と学習

DINO2 3.7.03
  モーニング(講談社) 今回はヴェロキラプトルとプロトケラトプス。
 といえば舞台はもうおわかりですね。ヴェロキラプトルの後肢にも
 短い正羽が生えています。最近の研究成果を取り入れたもので
 すね。

ナショナルジオグラフィック3月号 2.21.03
  「恐竜の行動」と題して、恐竜の行動を解明した最新研究を報告
 するそうです。
 英文 日本版予告

サイテンティフィックアメリカン2003年3月 2.19.03
  恐竜の羽毛がひとつの特集になっています。
  Which Came First, the Feather or the Bird?
  A long-cherished view of how and why feathers evolved has now
  been overturned
 こんな題で羽毛の発達を研究しているRichard O. Prum らが寄稿し
 ています。日経サイエンスに載るのは2か月後くらいでしょうか。

今日はモーニング発売日 11.07.02
  DINO2 B.C.66000000 2後編 ウマソーは?

地学雑誌2002 vol.111 No.3 11.04.02
  2002年1月13日から20日まで行われた、
 東京地学協会第5回海外巡検「中国西南恐竜化石の見学旅行」報告
 糸魚川淳二氏 が掲載されています。PDFファイルでダウンロード可。
 四川省、雲南省の博物館や発掘現場のリポート。
 口絵1 2では、白尾元理氏による各見学地の写真がPDFファイルで見る
 ことができます。

Natura Nascosta No.24 10.27.02
  イタリアにあるMuseo Paleontologico Cittadinoという博物館の紀要らし
 いのですが、イタリア語がわからないので、今ひとつサイト構成がわかり
 ません。
 Scarica Natura Nascosta Nー24というところをクリックすると、PDFファイル
 をZIP形式で圧縮したものをダウンロードすることができます。
 そのほかの号はhttp://www.fante.speleo.it/nat.nasc.phpを。
 つい最近記載された内蒙古産の翼竜、Jeholopterus ningchengensis
 ついての論文(英語)があります。

DINO2 10.03.02
  講談社発行のモーニングNo.44 10月17日号。
 今回は恐竜の夜明け、三畳紀後期が舞台。でも主人公は恐竜
 ではない!「時代」がテーマの本編、いよいよのっています。

 所十三さんに励まし、質問、疑問など、どんどん送ってください。
 郵便番号112-8001 東京都文京区音羽2-12-21
 講談社 モーニング編集部「DINO2」係まで。

relax 10月号 9.29.02
  マガジンハウスの雑誌。10月6日発売予定の号では恐竜特集。
 「相当ヤバイ物件」だそうです。
 田村博さんのページの紹介では、所十三さんとの対談も掲載さ
 れるそうです。

国立博物館ニュース第402号(2002年10月) 9.27.02
  特集 竜脚類の進化を考える
  1 アパトサウルスの解体研究 冨田幸光
  2 竜脚類恐竜の系統進化   ポール・アップチャーチ
  3 日本で最初の恐竜「茂師竜」真鍋真
  4 「大嵐竜」            ポール・バレット、真鍋真
  5 「鳥羽竜」の発見とその意義 冨田幸光
  それぞれ1から3ページの分量ですが、わかりやすく書いて
 あります。
 定価310円 科博地下ミュージアムショップで売っています。

 なお、同館では、企画展”さがそう!間違い?科学館”を展示
 しています(10月14日まで)

テレビサライで「大江戸恐龍伝」連載 9.24.02
  高井さんの情報です。小学館のテレビ情報誌、テレビサライが
 創刊。夢枕 獏 氏の「大江戸恐龍伝」の連載が始まりました。
 江戸時代、平賀源内が琉球(沖縄)から連れ帰った恐竜が江戸
 で大暴れする、という奇想天外な物語だそうです。
 首都圏と関西圏のテレビ情報誌なので、他地区では手に入れに
 くいかもしれません。

Zoological Journal of the Linnean Society 8.31.02
  2002年9月号は、主竜類の解剖学と古生物学特集です。うち2編は
 恐竜。ほにゃ訳は最新ニュースに載せました。

Sea Dragons 8.28.02
  サイエンスニュース8. 24, 2002; Vol. 162, No. 8
  魚竜について、最近の研究をまとめて解説しています。新陳代謝、遊
 泳速度、眼の大きさから潜行能力を調べる、頭蓋CTスキャン、知覚器
 官、胃の内容物などさまざまです。

アフリカを離れた175万年前の初期人類 8.02.02
  ナショナルジオグラフィック8月号pp.94-103
  グルジアのドマニシで発見された175万年前の初期人類頭骨について紹
 介しています。
 サイエンス7月5日号vol.297 No.5578 pp.84-89
 A New Skull of Early Homo from Dmanisi, Georgia
 で発表されたもの。
 初期人類のアフリカからの移住がこんなにも早期だったこと、脳容量は小
 さかったことが報告されています。
 カラー写真・イラストでわかりやすく解説。
 ナショナルジオグラフィック英文 日本版

週刊モーニングに所十三氏の恐竜連載漫画 7.29.02
  恐竜倶楽部内ではずいぶん前から連載を待っていました。”DINO2”と
 いうタイトル。高井さんによると、トリケラとティラノの心温まる物語だそう
 です。ぜひ買って読んで巻末のアンケートにもこたえてください。
 読んでみました。ウン、絵はいいし、それでいてストーリーもいい線です。
 さすが所先生!次回は9月5日発売の40号に登場だそうです。(7.30.追加)

ニュートン9月号 7.27.02
  恐竜はここまで巨大化した
  全長30メートルをこえる史上最大の陸生動物─竜脚類

子供の科学8月号 7.17.02
 トカゲより鳥に近い恐竜
 というタイトルで北村雄一氏がP9-17までカラーで
 解説。彼の新著「恐竜とあそぼう」の超要約版だと
 思えばいいです。分岐分類について理解したい人に
 おすすめです。
 誠文堂新光社 税込み690円

ムー8月号 7.15.02
  63-67ページ、カラー写真とイラストで恐竜博2002展示標本を紹介。
 48-53ページ、伊藤哲朗文、山本聖士イラストによる"恐竜は羽毛で覆われ
 ていた" 羽毛恐竜の発見、羽毛起源、飛行の起源、BCF仮説に沿った解
 説がされています。ムーの中で場違いなほどまともな文章です。山本氏の
 イラストも必見。
 なお、ムーでは98年5月号(No.210)にも"肉食恐竜は鳥から進化した!!(黒田
 祐太)"という記事があります。
 144ページでは金子隆一氏の著書"最新恐竜学レポート"も紹介されていま
 す。

日経サイエンス 2002年8月号 6.25.02
  クジラが歩いていたころ
  サイエンティフィックアメリカンのK.ウォンによる。 編集部訳、甲能直樹監修。 
 クジラの系統の解明について興味深くまとめています。
 参考:Research Program of the Thewissen Lab
     東京工業大学大学院 生命理工学研究科 岡田研究室
      クジラの系統に関しレトロポゾンの増幅時期を指標にした系統関係の推定
       最近の論文 クジラの系統に関するものがPDFファイルでダウンロードできます

日経サイエンス 6月号 4.25.02
  "C60が語る巨大隕石と大量絶滅"pp.88-96
  炭素原子が60ほど集まって球状になったフレーレン分子、その中には宇宙
 から来たガスが閉じ込められていた。
 大量絶滅の原因を宇宙起源とする有力な証拠のひとつです。

ディノプレス7号で休刊 4.22.02
  いつ、お知らせしようかと迷っていましたが、同ホームページに掲載されて
 いるので解禁ですね。今年はじめからそのあたりの事情も聞き、私も恐竜倶
 楽部例会では、1人2冊買ってください!と叫んだこともありました。

 とはいえ、7号コンテンツも最新のディープな情報が山盛り!

 オーロラオーバルが恐竜展でうるおって復刊・あるいは別の出版形態をとるか
 復活の日を期待します。
 これまで、全巻買い揃えていない方は、ぜひ今のうちに揃えることをお勧めし
 ます。

Sinovenator サイエンス中国版の表紙に 4.10.02
  2月14日のプレスリリース時のイラストに周りの風景を加筆したのでしょうか。
 月刊なのか、2002/2の文字があります。
 中国名"中国猟竜"を直訳すると、"China Hunting Dinosaur"になるのですね。
 人民日報英語版(表紙写真あり) 人民日報

日経サイエンス 3月号 3.25.02
  マダガスカルで探る恐竜と哺乳類の起源 pp.84-94
  フィールド博物館のJ.J.フリンとカリフォルニア大のA.R.ウィズによる。
 マダガスカルのフィールドで発見された最古の恐竜、哺乳類型爬虫類、トリボス
 フェニック型哺乳類などについて紹介しています。科博の冨田幸光先生が訳し
 ています。じっくり読むべきです。
 参考:サイエンティフィックアメリカン Tiny Bones to Pick

 化石から魚竜の泳ぐ速度を推測する 1.25.02
  日経サイエンス3月号「世界の研究室から」
  現在、カナダのロイヤルオンタリオ博物館に在籍している、藻谷亮介氏が
 カナダで研究した訳、進化の内的要因と外的要因(物理環境など)、さらに、
 研究テーマとして「脊椎動物の形が進化していく道筋が力学的法則によって
 どこまで制約されているか」をあげています。

 先週ネイチャーで発表した、「魚竜類の尾びれの推進力と遊泳速度に見られ
 るスケーリング効果」にも簡単にふれています。
 
 第1ページなので、書店店頭で手にとって見てみてください。
 参考:ネイチャージャパン今週のfeature(論文全文読めます。要登録)
 参考:ICTHYOSAUR PAGE RURES of the JURASSIC SEAS
     ジュラ紀の海の支配者──魚竜(日経サイエンス2001年3月号)

翼をください 1.25.02
  日経サイエンス3月号トピックスpp.17
 ディノプレス第6号の「第61回SVP総会報告」でもふれている、ケン・ダイアル
 (Kenneth Dial モンタナ大学) の鳥類の飛行起源の新説「駆け上がり説」を
 紹介しています。
 ヨーロッパ産のヤマウズラなど地上性の鳥が追いかけられると、翼を打ち振っ
 て木に駆け上がることにヒントを得たそうです。
 翼を打ち振ると、体が木の側面に押し付けられて駆け上がりやすくなるそうで
 彼はChukar Partridge, Japanese Quail, Ring-necked Pheasant という3種
 のヒナから成鳥まで木に駆け上がるのを高速ビデオで撮影し、またドップラー
 レーダーも使いました。
 "Wing Assisted Vertical Running (WAVR)" というこの仮説、これまでのとこ
 ろ目だった反論は少ないそうですが、今後それを立証する化石が発見される
 でしょうか。

ディノプレス6号発売 1.18.02
  コンテンツはこちら
 ユタラプトルとその世界、マシアカサウルス、イタリア恐竜紀行など今回も盛り
 だくさんの内容です。
  
ナショナルジオグラフィック12月号 12.06.01
  "Super Croc"では、10月26日に発表された Sarcosuchus imperator が、
 特集されています。発見者のポール・セレノに質問することができます。

Canadian Journal of Earth Sciences 201年12月号
  中国産恐竜特集のようです(恐竜以外もありますが)。一応アブストラクトを
 ほにゃ訳してみました。読んでみたいですが、ダウンロードは20ドルかかり
 ます。以下、5編。(それぞれの分類のページにばらしました)

クジラの進化 10.20.01
  ナショナルジオグラフィックマガジン11月号です。
 最近ネイチャー、サイエンス両誌に掲載された研究により、その陸上の
 祖先の姿が明らかになってきました。ネット上ではさわりと数枚の写真
 ですが、日本語版の記事が楽しみです。

ディノプレス第5号発売 10.10.01
  書店には10月20日(月)頃に並ぶ予定です。
 ISBN4-434-01367-X 本体2,000円 
 発行:株式会社オーロラ・オーバル社 発売:株式会社星雲社

 表紙は英ワイト島で発見され、去る5月に記載論文が出たばかりのエオ
 ティランヌス。ルイス・レイのイラストです。
 中身が濃すぎてどれから紹介していいやら!

 レギュラー掲載を除いた主な内容は
 「驚異の恐竜王国」制作現場から ダレン・ホーリー
 レバノンの有名な白亜紀化石層  ファビオ・マルコ・ヴェッキア
 ティラノサウルス・レックスの病理学 ピーター・ローソン
  これが出たらT-REXの復元が変わる!というものの写真があります。
  Sueのアレは何だったのでしょう?
  Wildkid小谷さんのツアーアルバムも、このことを示唆していたのです。
 チョコラザウルス裏情報
 新しい世界級の恐竜墓地!中国雲南省禄豊盆地発 董枝明
 Dinosaurs2001 4:エオティランヌス ダレン・ナイシュ
 恐竜の世界にようこそ! 北九州博覧祭り2001のロボットたち 岡崎美彦
 恐竜に魅せられた男-趣味が高じて職業へ- カロル・サパス
 忘れられそな(?)肉食恐竜 ラルフ E. モルナー
 ダグラス・ヘンダーソンへのインタビュー トニー・カンパーニャ
 21世紀の恐竜足跡学 マーチン・ロックリー

 ニュートン11月号”鳥として生きのびた恐竜たち”9.25.01
  お知らせしたのは1か月近く前なので、忘れた方もいるかも。
 フィリップ・カリーの寄
 稿”「恐竜とは何か? 鳥とは何か?」のほか、羽毛恐竜の位置付け、なぜ鳥
 類は6,500万年前の大量絶滅をまぬがれたのか?など

日経サイエンス11月号 9.25.01
  恐竜関係は特にはありませんが、"創刊30周年記念特大号"として、過去
 30年間の掲載論文を検索できるCD-ROMがついています(Win,Mac)。
 さらに、1996年1月号以降のレコードには、日経サイエンスのウェブサイトの
 目次へリンクする機能もついています。30年分あると、恐竜関係も結構ある
 のでは?
 ちなみにご本家、サイエンティフィックアメリカンでは、掲載論文をグレゴリー・
 ポールが編集したThe Scientific American Book of Dinosaursとい
 う本が出版されているくらいです。

サイエンティフィックアメリカン 9.25.01
  EXPLORE! で、先週のクジラの祖先のニュースをうまくまとめています。
 系統仮説についてメソニクス類、カバ類、偶蹄類それぞれ図示しています。
 同誌内の関連記事へのリンクもあります。
 もうひとつ、10月号でFinding Homo sapiens' Lost Relatives
 ケニアのミーヴ・リーキーにスポットを当てて、その古人類学上の発見など
 紹介しています。

ナショナルジオグラフィック 9.25.01
  10月号では「人類の祖先」と題して、こちらもミーヴ・リーキーがアフリカで
 発掘した新たな初期人類の化石について。
 英語版では彼女に質問を送ることができます。

AERA 9月17日号 9.11.01
  高井さんの情報。朝日新聞社の週刊誌AERA 9月17日号No.40では、
 「生き残れるか恐竜雑誌」と題して「ディノプレス」を取り上げています。
 科学誌不況の中で健闘し、ファンも増えていると、紹介。既刊4冊のカラー
 写真いり。恐竜倶楽部の中川事務局長のインタビューもあります。

DIAS(ディアス)第12号"本読みのダイアリー" 9.05.01
  川端裕人氏が光文社の週刊誌DIASに執筆しています。
 9月10日発売の第12号では、瀬戸口恵美子、瀬戸口烈司訳による「恐竜の
 進化と絶滅」
(青土社)を取り上げ、ふつーの恐竜ファンなら誰でもいだく思い
 で批評しています。
 これからの恐竜本を議論するたたき台に、ぜひ読んでみてください!

ニュートン11月号 ”鳥として生きのびた恐竜たち”8.29.01
  鳥と恐竜、それは古生物でもっともホットな分野です。フィリップ・カリーの寄
 稿”「恐竜とは何か? 鳥とは何か?」のほか、羽毛恐竜の位置付け、なぜ鳥
 類は6,500万年前の大量絶滅をまぬがれたのか?など興味をひかれる内容
 です。

ネイチャーサイエンス7.30.01
  7月26日創刊。角川書店の新科学誌。東大名誉教授 武田弘編集長
 水惑星「地球」のしくみと身近な自然環境を知る情報誌 。写真やイラストをふん
 だんに使って最新情報をわかりやすく伝える。

 またフランスの出版社バイヤード・プレスが発行する『Terre Sauvage』誌と提携
 し、同誌のビジュアルな記事を翻訳掲載。
 日本惑星協会の協力を得て、惑星科学の最新情報が報告されている会員誌
 『PLANETARY REPORT』の記事を翻訳掲載。

 2大科学誌の名前をあわせ持つからには、相当の意気込みでがんばってもらわ
 なければ!
 参考:DAGIAN 編集長の略歴がある

ディノプレス第4号発売7.14.01
  恐竜倶楽部例会での情報では、14日現在秋葉原の海洋堂では売ってい
 たそうです。何とか予定に間に合ったのでしょうか。
 表紙はすでに紹介しました。そのほか、内容を少し紹介すると、
 ・「スーの」物語は終わらない
  スーの発掘地からわずか6mの場所から新たな堅頭類発見のニュース
 ・古生物学と芸術
  彫像家 マイケル・ターシック氏による制作活動と製作哲学について
 ・鳥の目で見た博物館 ドイツ・化石街道編
 ・チョコラザウルス第2弾。 ・チョコラザウルス○私的彩色法
 ・謎に満ちたスピノサウルス
 ・はじめに鳥ありき!?(もちろんオルシェフスキーの文です)
 ・金子隆一氏はイギリス恐竜紀行を書いています。これは、パンテオンでも
  メアリー・アニング生誕200年祭 イギリス紀行アルバムとして主に写真を
  掲載したことがあります。
 
 なお、第5号ではナノティランヌス速報が共同記載者ダレン・ナイシュの文で
 掲載されます。

Natural History Magazine July-August2001 7.02.01
  アメリカ自然史博物館(AMNH)が発行しています。
 The Proof is in the Plumage(証拠は羽毛の中に)と題して、マーク・ノレルが
 ネイチャー4月26日号で報告された羽毛ドロマエオサウルスについて一文を
 寄せています。

 遼寧省の化石発掘状況から始まり、羽毛恐竜の発見。それに対し、例えば、
 これらは筋繊維であって羽毛でないという批判されたことに触れています。
 この問題に決着をつけるためには、明白に羽毛に覆われた非鳥類恐竜の標
 本が必要だったと述べています。

 そこに出てきたのがこの羽毛ドロマエオサウルスだったわけです。一方、反
 対論者からは、ジュラ紀にはすでに始祖鳥がいたじゃないかと年代の問題
 が出されています。それに対し、ノレルは、現代でも我々を含む哺乳類と、
 1億年近く前に分岐した原始的なカモノハシや有袋類が同時に生きているじゃ
 ないかと、反論しています。
 参考:AMNHプレスリリース AMNHリサーチ

週刊ダイナソー発売6.19.01
  本日発売。わたしも店頭で見てみました。「恐竜サウルス」に映画の
 ダイナソーで味付けしたという感じがします。資料やイラストは最新とい
 うわけではないようです。

週刊ダイナソー発刊の記事6.15.01
  ファミ通エンターテイメントです。"光る恐竜の骨モデル"がついてくる
 というのは、かつての"恐竜サウルス"と同じじゃないか!と、憤っても
 しょうがないか。創刊号定価200円、2号からは定価490円。

「週刊ダイナソー」発刊?6.13.01
  田村さん、高井さんの情報から。
  未確認なのでうわさとして。ディアゴスティーニ・ジャパン社から、
 ディズニーのダイナソーに出た恐竜をテーマとした「週刊ダイナソー」が
 発刊されるという話です。19日からというのですが。
 同社は週刊形式の百科本を出版しています。最近ではトレジャー・ス
 トーンを出しています。過去に「週刊恐竜サウルス」を出版しています。

 イタリアに本社があり、各シリーズを約30カ国語に翻訳して出版してい
 るものです。もちろんイタリアでは昨年出版されたもの。
 このシリーズの紹介をみると、日本でもフィギュア付きになるのでしょう
 か。
 ファミ通エンタテイメント

Dinos and Darwin 5.18.01
  サイエンティフィックアメリカン6月号で2冊、恐竜関係の本を紹介して
 います。
 The Dragon Seekers  日本でも「チキンの骨から恐竜を」、「恐竜解剖」
 などの訳書が出ているChristopher McGowan 著。化石ハンターの歴史
 的な詳細についてふれているようです。
 Teribble Lizard これも最初期の恐竜ハンターについて

子供の科学6月号 5.17.01
  フクイラプトルの骨格復元図や説明があります。

ナショナルジオグラフィック5月号 4.29.01
  英語版で紹介した「太古の空を支配した翼竜」が掲載されています。

ナショナルジオグラフィック5月号 PTEROSAURUS 4.19.01
  2億1千500万年前から白亜紀末まで大空を支配した翼竜。その特集です。
 クリックして見られる画像には、翼竜イラストや復元模型などいろいろありま
 す。

恐竜の骨にはまった元マイクロソフター2.27.01
  水上さんのメールマガジン楽園通信@恐竜は生きている!から
  フォーブス4月号掲載。
  マイクロソフトの元技術最高責任者を勤めたネイサン・ミアボルトの恐竜骨コレ
 クションや発掘参加など。
 ニュースとしては新しいものではありませんが、日本語で読めるのがいい。
 英語版ではdinosaursで検索し、
 12月25日付けThe Intense Dilettante/Date: December 25, 2000 が記事。
 無料の登録が必要です。

子供の科学3月号2.15.01
  「アパトサウルスの骨格を解体調査」舟木秋子さんのリポート。4ページにわ
 たってカラー写真に解説。パンテオンでも少しリポートしましたが、この方が、詳
 しくしっかりしたものです。
 この号にはほかに「マンモス絶滅の謎を解く」、「ヴェロキラプトルVSプロトケラト
 プス」、ワールドトピックスでミクロラプトルについて、ロボットシーラカンス、福井
 県敦賀市に建設中のアクアトムに展示などの記事もあります。

ニュートン3月号「アジアの恐竜王国─中国」1.29.01
  文字通り中国の各地・各時代の恐竜紹介です。写真やイラストはいつもどおり
 きれいです。

日経サイエンス3月号 1.25.01
  藻谷亮介氏の執筆”ジュラ紀の海の支配者--魚竜”は、必読!
 11ページにわたってオフタルモサウルスを皮きりに、魚竜の進化や生態について
 興味深い論考が掲載されています。サイエンティフィックアメリカン11月号に掲載
 されましたが、日本の読者向けに加筆されています。
 参考:ICTHYOSAURUS PAGE藻谷氏の魚竜のページ

月刊モデルグラフィックス3月号 1.25.01
  荒木一成さんの「ハリ師カズヤンの絶滅でっせ」ザ・全部(P80)で、チョコラザウ
 ルスのラインナップを紹介しています。全24種の。それが時代区分で
 説明つき。
 なお、ヘッドライントピックス(P3)によればチョコラザウルスは名称を"DINIOTALES"
 と変えてリニューアルされる模様です。
 参考:大日本絵画(モデルグラフィックス出版元)
     UHA味覚糖(特に情報は出ていません)

Scale Aviatin 2001年1月号」 12.14.00
  高井さん水上さんの情報です。
 来年秋オープン予定の「三鷹の森ジブリ美術館」に展示される2メートルの翼
 竜原型制作の記事が掲載されています。製作者は荒木一成さん
 荒木さんのページに同誌の記事や実にうらやましいものが載っています。

Rulers of the Jurassic seas 11.22.00
 サイエンティフィックアメリカン12月号です。魚竜研究者、藻谷亮介氏がその
 系統(ここで系統の解明に貢献したウタツサウルスを紹介)、肢からひれへの
 変化、泳ぎ方の変化に応ずる胴体の丸型化及び脊椎骨の円盤化と数の増加
 (これは種々のサメの泳ぎ方と脊椎骨を研究してわかったそうです)、トカゲ型
 から魚型への体型の変化に応ずる生息域の変化と拡大、深海まで潜った、オ
 フタルモサウルスの特徴など、興味が尽きない内容です。
 ICTHYOSAURUS PAGE 藻谷氏の魚竜のページ、日本語解説更新。

ポピュラーサイエンス日本版11.6.00
  10月26日創刊です。一つ一つの記事が短く、ビジュアル重視かな。
 古生物関係はロンギスクアマの羽根論争について600字+写真。

サイアス休刊へ11.6.00
  12月号でサイアスは休刊です。科学朝日以来の伝統ある雑誌も・・・

ディノプレスにこんな注文方法も10.6.00
  郵便局で振り替えが面倒という方は、大手書店などのインターネットショップ
 で注文する方法もあります。例えば紀伊国屋では送料480円です。郵便局で
 手続きしても送料分300円上乗せですから、手間を考えると選択肢になるのか
 な?(紀伊国屋は入会金1,500円クレジット決済)
 参考:紀伊国屋のディノプレス紹介画面

ナショナルジオグラフィック「作り変えられた化石」の調査報告10.1.00
  10月号掲載。昨年いろいろな意味で話題になったアーケオラプトルの調
 査報告です。P174からP179。

 今年2月のプレスリリースでは、同誌が中国と米の研究者に独立した見
 解を求めるよう交渉中と伝えるとともに、独自にCTスキャンをし、結果を読
 者に報告する旨が伝えられていました。
 その後、ハンス・ディーター・スーズらの調査により4月4日に、アーケオラプ
 トルは、少なくとも2つの異なった化石の合成物であることが報告されました。

 今月号の記事では、なぜ、こうした過ちが生じたのかを検証し、その調査結
 果を報告しています。いったい誰に責任があったのか、事の顛末を知る上で
 とても興味深い内容です。研究者間のエゴ、情報の隠蔽、コミュニケーション
 不足等々・・・執筆は同誌から依頼された外部のジャーナリストルイス・M・サ
 イモンズ。読んで気持ちのよいものではありませんが必読!
 参考:アーケオラプトル発表時の同社プレスリリースプレスイベンツ
     DINORAMAアーケオラプトル
     2000年4月4日付け合成物であることを報告するニュース
     同4月7日付けABCニュース

ナショナルジオグラフィック10月号9.28.00
  化石ではありませんが、"Wild Gliders of borneo"と題してボルネオ島に
 生息する滑空動物の特集があります。トビヘビ、トビトカゲ、トビガエルetc.
 なかなか充実しています。

ニュートン11月号9.27.00
  最先端ダイノミュージアムと題して福井県立恐竜博物館の紹介をしてい
 ます。

Here be monsters 9.23.00
  ニューサイエンティスト9月23日号の記事。ポール・セレノのサハラ恐竜発
 掘について紹介しています。

ディノプレス、米でも紹介9.12.00
  DinosaurMLでジョージ・オルシェフスキーが紹介しています。彼のところにも
 届いたようです。向こうではブラックヒルズのサイトでも紹介しています。25ドル
 なんですね。ついでに、オルシェフスキーは金子隆一氏のタイ恐竜紀行で紹介
 しているギンナリーミムスという恐竜を894番目の新属として
 Dinosaur Genera List corrections #150で紹介してしまいました。これには金
 子氏当人が当惑していますが。

 オルシェフスキー自身もディノプレス第2号からダイノニュースのコラムを掲載
 するとか。

Chasing the dragons8.31.00
  ネイチャー8月30日号掲載。ニュースフィーチャーです。
 中国遼寧省の化石発掘とブラックマーケットについてREX DALTON が報告して
 います。遼寧省のあちこちで孔子鳥ほかの鳥類、恐竜化石が発掘され、ブラッ
 クマーケットに流れていくのですね。

What did Dinosaurs really look like . . . and will we ever know? 8.27.00
  ディスカバリーマガジン9月号です。
  恐竜の復元について、アメリカ自然史博物館で開催されている格闘化石
 ほかの復元などを例にとり、どこまで復元できるか、論じています。

ナショナルジオグラフィックマガジン9月号8.22.00
  ペルム紀末の大量絶滅について、南アフリカ・カルー盆地、そこで地上を白亜
 紀の恐竜のように支配していた哺乳類型爬虫類を例にとり、紹介しています。
 記事紹介がリニューアル!本文要約のほか写真やリンクも充実しています。

ディノプレス創刊号発刊7.31.00
  手元に届いたので、中身をちょっとだけ紹介します。主な内容はディノプ
 レスホームページでご覧になれますが・・・
 全体の印象は、中身が濃い!深い!正直言って、これで本体2,000円なら
 安いです。カラーページも66ページ。
 最新恐竜研究を知りたい方には、フィリップ・カリーの”アルゼンチンの集団
 獣脚類”や徐星の”翔びたつ(?)恐竜”。恐らく世界初公開!カウディプテリク
 ス属の新種Caudipteryx dongi の大型カラー写真を含め、息を呑む羽毛恐
 竜化石写真が惜しげも無く掲載されています。

 科博の真鍋先生も”カナディアンロッキーに魚竜の進化を探る”で昨夏、マス
 コミでも話題となった魚竜化石発掘と研究についてふんだんなカラー写真を
 交えてリポートされています。
 
 造形派にはこたえられない!松村しのぶ氏の”古代生物百物語”。ここでも
 羽毛恐竜が取り上げられています。しかも、山本聖士さんのイラストがジョイ
 ントです。恐竜アートのコレクター、”ジョン・J・ランツェンドルフ コレクション”
 もその豊富さに驚くでしょう。

 おなじみ金子隆一氏の恐竜紀行、今回はタイ恐竜紀行。あの語り口でタイの
 恐竜事情を詳細にリポートしています。

 ニュース系には巻頭を飾る”スー、ワールドデビュー”、ツーソンミネラルショー・
 東京国際ミネラルフェアなど。

 まだまだ、注目の論考があるのですが、中身が多すぎて紹介し切れません。
 やはりこれは買うっきゃない!
 
ナショナルジオグラフィック8月号7.27.00
  Monsters of Madagascar と題して、先日発表された獅子鼻のワニほかが
 紹介されています。

あちらの古生物雑誌6.15.00
  これもDinosaurMLで紹介していました。
 Fossil News - Journal of Avocational Paleontology
  月刊誌。趣味の古生物学ということでしょうか。三葉虫から哺乳類まで守備
  範囲は広そうです。
 Prehistoric Times
  こちらは恐竜アートにも力を入れているようです。アーティストや古生物学者
  のインタビュー記事もあるそうです。隔月刊。
 Dinosaur World
  年3回刊。科学的解説に力を入れているようです。インタビュー記事やブック
  レビューも充実しているそうです。

ナショナルジオグラフィック日本版6月号5.30.00
  恐竜倶楽部の高井さんの情報では、80ページより、「いよいよお目見え 
 恐竜スー」 (文 = ドノバン・ウェブスター 写真 = アイラ・ブロック) の特集
 があるそうです。店頭に並ぶのはもう少し先でしょう。

ナショナルジオグラフィックマガジン6月号5.23.00
  "Debut Sue"と題して、Sueがシカゴフィールド博物館の展示として
 デビューした様子を取材しています。日本版は6月半ば過ぎでしょうか。

サイエンティフィックアメリカン6月号5.23.00
  シカゴ大のポール・セレノを古生物学界のインディ・ジョーンズになぞ
 らえて、彼の業績を紹介しています。スコミムス、ジョバリアをはじめ、
 毎年話題の恐竜を発表し、復元資金稼ぎにシカゴマラソンに出場・・・
 たしかにそうだよね!
 参考:シカゴ大、ポール・セレノのサイト

ディノプレス第1号情報5.14.00
  井上編集長から、第1号の主な内容予定について情報をいただきました。
 8月上旬発売予定で定価2,000円(本体)の予定です。今から楽しみ!

ニューズウィーク誌、ディズニーのDinosaurを2億ドルの賭けと紹介5.7.00
  米版5月15日号では、カバーストーリーとして取り上げています。表紙だけで
 もごらんください。
 ヤフーニュース
 参考:Dinosaur

ディノプレスの創刊は8月25日頃4.30.00
  先ごろまで10月創刊と伝えられていたディノプレスですが、創刊時期は早ま
 り、8月になりました。体裁、内容ともかつての「恐竜学最前線」そのままといっ
 てもいいそうです。海外にも販路拡大するために、英文のアブストラクトもつける
 そうです。
 書店売りはせず、当面直接購読になるようです。

サイアス4月号3.4.00
  BBCのWalking with Dinosaurs(「驚異の恐竜王国」としてテレビ朝日で
 放映)のチーフ・プロデューサー、ティム・ヘインズ氏に金子隆一氏がイン
 タビューしています。撮影の苦労話、次の制作予定などカラーで3ページ。
 「直立2足歩行研究のいま」は、化石、足跡、仮想人体などから人類最初
 の一歩を探るレポートです。

日経サイエンス4月号2.29.00
  私の興味をひいたのは、「氷に閉ざされた地球」 今から6億年前に熱帯
 さえも凍りついた氷漬けの地球が1千万年ほど続いたそうです。よく、生命
 が持ちこたえたと思います。
 「共存していた多様な人類」 ある時期にはヒト科の4種の人類が同じ地域
 に共存していた。その中からどうしてホモ・サピエンスだけが生き残ったのか。
 ホモ・サピエンス誕生のなぞに迫ります。

東京地学協会、地学雑誌 1889年(1巻)〜1900年(12巻)の
  CDロムを作成2.22.00
  今から100年以上前の目次を見ると、"恐竜"という言葉を初めて
 作ったといわれる横山又次郎の「化石談」なども見えます。
 一般にも販売(4,250円)します。

国立科学博物館ニュース第368号11.23.99
  表紙は魚竜化石(後頭部)を含む重さ4.5トンの岩石ブロックを吊
 り上げる大型ヘリコプター(真鍋真研究官撮影・文)
 4〜11ページに同研究官の「カナディアンロッキーの三畳紀の調査:
 魚竜の初期進化を探る」が掲載されています。
 文章の一部はパンテオンでも紹介しましたが、カラー写真で発掘
 の様子がよくわかります。
 買って読む価値があります。310円。国立科学博物館本館地下の
 かはくミュージアムショップで販売しています(郵送はしません)。
 参考:新宿分館研究研修館B1F展示(魚竜化石もあり)

ナショナルジオグラフィック日本版11月号11.14.99
  コンテンツは当然羽毛恐竜についてです。ただ、表題が”ティラノ
 サウルスにも羽毛があった
”というのは、ちょっと勇み足という気も
 しますが。遼寧省で発見された羽毛恐竜を知るためには、絶対買う
 べきです。本体800円です。
 参考:エクスプローラーホールの展示ウェブカメラで自分の見たいも
     のを見てください。

白亜期末の巨大津波11.1.99
  岩波書店の科学11月号に掲載。白亜期末の巨大隕石
 衝突による津波の堆積層をキューバに探る内容のようで
 す。なお、筆者の一人、松井孝典氏は岩波科学ライブラリー
 から「再現! 巨大隕石衝突 」という本を今年8月30日に
 出しています。読みやすい本です。

日経サイエンス”特集ティラノサウルス”10.25.99
  10月25日発売の12月号では、特集ティラノサウルス
 として、「化石に隠されていた意外な生態」、「獲物を
 襲った巨大な歯」、「白亜紀を旅した古生物学者−−
 「恐竜と生きた男」(抜粋)の三編が掲載されています。
 ティラノサウルスの実像にさらに迫るためにどうぞ!

ディスカバリーマガジン9月号から8.22.99
  Beasts in the Mistと題して、絶滅した地上性大ナマケモノが今も
 アマゾンに生きていないか探索する記事があります。

サイエンティフィックアメリカン誌9月号から8.22.99
  日経サイエンスの本家ですが、T-REXの記事を2本載せています。
 Breathing Life into Tyrannosaurus rexとThe Teeth of the
 Tyrannosaursです。残念ながら記事はサマリーのみの紹介です。
 モンゴルのホーミーに興味のある方はThe Throat Singers of Tuva
 という記事もあります。

10億円の大恐竜スーの正体6.16.99
  ナショナルジオグラフィック日本版の6月号が発売されました。その
 106ページから119ページまで特集されています。先頃話題になった
 CTスキャンについてはそれほど触れていませんが、復元像や自然死
 説など新しい知見もあります。本体800円なので、買って損はないで
 しょう。
 ナショナルジオグラフィック日本版ホームページ
 dinorama
 シカゴフィールド博のスー

ナショナルジオグラフィック誌6月号に"スー"の記事5.18.99
  目次を見ると、競売落札後の組立関係のようです。"T-REX注意"の標
 識の看板が懐かしいのは私だけでしょうか?
 ナショナルジオグラフィック6月号ハイライト

DinoHunter4.16.99
 ディスカバリーマガジン5月号の記事です。
 バッドランドでのフィリップ・カリーの発掘の様子について長文。